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ウルトラマラソン(100km以外)出場記録

2015年7月20日 (月)

太平洋~猪苗代湖~日本海 255km(第6回)参戦記【その3】

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3日目:45km 5時00分スタート、11時18分ゴール

(所要時間:6時間18分)

制限時間7時間で45km、もっと余裕をもって走れるかと想像していたけど・・・、

猛烈に足が重く、そしてスタートからやたらと眠かった!!

アップダウンもご覧のとおり、結構ある↓

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まずは宿で朝食をいただき。

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雨上がりの、ひんやりした空気の中をスタート。


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今大会で、初めて車の通らない区間があったのが、

この3日目だった記憶。

ダムの周りを一周するのだが、

ダムの周辺の景色にも癒された。

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新潟県らしい、長閑な風景。

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この日のエイドでも、元気をいただく。

足は痛いしやたらと暑いし、ほんと苦しかったけど、

3日目もなんとか無事時間完走!!

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ゴール地点でもある「月岡温泉」のお風呂は、

本当に豪華で驚いた。

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帰りは新潟空港からプロペラ機で↓

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窓から見える雪山などの風景を楽しみつつ、

家路へとつくのであった・・・。

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「晩御飯はどうしよう」と思いつつ、

伊丹空港で購入した551の豚まんがやたらと美味しく、

やっぱり大阪の味(?)も捨てたものではないな、とも思った(笑)!!

2015年5月16日 (土)

太平洋~猪苗代湖~日本海 255km(第6回)参戦記【その2】

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5/4(月)、第2日目。

3:30におにぎり弁当で朝食↓

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シンプルで、美味しかった!

3:50から、ホテルのロビーでコースの詳細説明↓

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4:00を少々まわったところで、

おもむろにスタート!

前日の、車が脇をすれすれに通過していく状況から解放されて、

実に気持ちのいいスタート。

「熊がでることがある」らしい、

猪苗代湖沿いの長い下り坂を終え、再び国道へ。

前日、りゅうちゃんの足を引っ張ってしまったので、

なんとか踏ん張ってついていきたい!

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11km地点のセブンイレブンが、本日最初のエイド。

かなり速いペースで走ってしまってるし・・・。

すでに足はダルダル。

おまけに、なぜだか去年骨折した左足の箇所がズキズキ痛む。

この時点で決意した。

「今日は、りゅうちゃんとは別行動で、ひたすらマイペースで進もう!」と。

りゅうちゃんのリズムは、

ガッと走って歩いて、

エイドではのんびりして。

そしてまたガッと走って、というメリハリ型。

私の場合は、ガッと走る起動力がないので、

なるべく止まらず、

マイペースでコツコツ進むしかないのだ。

菜の花と、芝桜のコラボ↓

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1日目の都会の喧騒から離れて、

ようやくウルトラマラソンらしい雰囲気になってきた!!

この日は、コンビニがあまりないという事前情報。

あらかじめ調べておいた、

22kmぐらいの地点にあったローソンでトイレ休憩&買い出し。

(りゅうちゃんは、ひたすらマイペースで進む私に、

つかず離れずぐらいの位置で走ってくれている)

駐車場で、購入したパンを詰めなおしていると、

こんな風景が目にうつった ↓

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田園風景の後ろには、青々とした低山。

そしてその後ろには、堂々たる姿の雪山!!

吸い込まれるような、初めて見る風景。

「なんで昨日もっと頑張れなかったんだろう」

などと、細かいことを気にしているのが、

心底バカバカしくなってきた。

スケールの大きいものに触れると、

小さな悩みなんて、どうでもよくなるものだな。

過ぎたことなんて、どうでもいいさ。

大事なのは、今この瞬間を、精一杯楽しんで生きること!!

8:19 藤大橋からの風景 約30km

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写真では伝わりにくいのが残念!!

大きな川越しに見える、広大な風景に感動した!!

りゅうちゃんに先行していたゾーンなので、

ひとりで感慨にふける(笑)。

9:32 天寿の清水 約40km

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42kmのエイドまであと数キロという地点。

暑くて暑くて。

途中で抜かれたりゅうちゃんには、かなり遅れをとっているけど、

気にせず㌔7~8分ぐらいですすむ。

ふと「天寿の清水」という看板が目に入った。

歩道からちょっと奥まった箇所になっているので、

見落としてしまいそう(目印は、エネオス!)。

これが、ほんとに冷たくて美味しくて。

空いたペットボトルに入れて、何度も飲み直し。

りゅうちゃんに追いついたときに、分けてあげようと汲み直し。

顔をざぶざぶ洗って、

さらに後続のランナーを呼び止めて誘う(笑)。

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9:38、気温は24℃。

このあたりで、リュックから冷凍ペットボトルを取り出そうと、

立ち止まっていたりゅうちゃんに追いつく。

例の「天寿の清水」を渡すと、やっぱり美味しい、と!

よかった、冷たいうちに渡せて大成功 (^^)v

別々に走ってても、やっぱり感動はわかちあいたいからね!

9:53 西会津道の駅 42km

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前日に引き続き、この日一番のお楽しみエイド!

カップラーメンなどなど、美味しくいただく!!

「よし、先に行くからね!」

「え~~っ、もう行くの!?」

というりゅうちゃんをほって、先を急ぐ(笑)。

やっぱり私たちは、ずっと隣で走るより、

抜きつ抜かれつでマイペースで進む方が調子いいみたいだ。

ちなみに、この日のコンビニは、

この西会津道の駅をすぎてすぐのセブンイレブンが最後になる。

残り50km少々を走りきるために、

食糧がなければ少しここで補充しておくほうがいいかも!

水は、なくなると不安なので2Lほど積んでいたけど、

自販機が数ヶ所あったので、1~2本で足りそうだ。

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どんどんスケールの大きくなっていく風景に、大興奮!!

大きく広がる、青い空。

緑の大地。

高くそびえる白い山。

広大に流れる川の色。

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上り坂でも大して苦にならず、

トコトコと走り続ける。

11km地点のエイドでのんびりしすぎたときは、

ほぼ最後尾になっていたけど、

遅いながらもなるべく止まらずに走っていると、

徐々に色んな人に追いついてきた。

そしてそして・・・、

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11:57、初・新潟県上陸!!

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何度か抜きつ抜かれつしていた男性ランナーさんに声をかけると、

去年も完走されているとのこと。

ということは・・・、

今日は完走圏内タイムで走れているのか(嬉)!?

12:23 豊実駅 57km

写真を撮り忘れたけど、

八重桜が綺麗に咲いていて、

休憩しやすい東屋があったので、持参のパンで小休止。

駅を通り過ぎてすぐのところに、自販機も複数台あった。

14:12 縄文清水 約69km

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日出谷駅をすぎて、多分4kmほどいったぐらいのところに、

本日2回目の湧水が!!

地元の方も数人汲んでおられた。

美味しいわ~、もう!!

14:32 暦道(師走トンネル~睦月橋)

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背中の点滅ライト、必須ゾーン!!

道幅狭いし、歩道も狭い!!

ちょうど強く雨が降ってきた時間帯に、この長いトンネルゾーンだったので、

雨宿りになって、ちょうどよかった。

そして、この辺りで大会の方が車で所在確認をされていて。

ゼッケンを伝えると、

「残り、ゴールまで走り切れますね?」と。

おおおおっ!!!

いいんですか、ゴールまで行っても!?

昨日は「電車をお勧めします」だったのに・・・。

興奮(笑)。

「はいっ、行きます!!」と、元気よく答えた・・・。

14:59 東北電力ダム

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おお~っ、「東北電力」って書いてある!!

ほんとに東北まできたんだな~(しみじみ)!

15:23 鹿野駅  約77km
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トイレに行って、パン休憩!

お腹がすいた~~!!

15:57 津川駅 80km

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「やっと、あと20km!」と思ったら。

なんと、大会の人の説明では、あと12kmらしい!

数年前からバイパスを通るコースに変更になったので、

誤差が生じたとかなんとか・・・??

なんでもいい、時間内にゴールできるなら、嬉しい!!

16:30 赤岩トンネル(2661m)

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歩道も広くて、綺麗なトンネルなんだけど・・・、長すぎ(笑)。

埃っぽくて目がざらざらするので、サングラスがあってよかった。

速く抜け出したくて、自然にペースがあがる。

そしてそして・・・、

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制限時間1時間以上残し、

13時間41分、無事ゴール!!!

玄関先で勧められた、

キンキンに冷えたビールの、美味しかったこと!!

つかず離れずで色々アドバイスをくれながら走ってくれた島根県のIさん、

足のマメがつぶれながらも、怒涛の追い上げをされた神奈川のMさん(ガッツマン)、

忘れられない楽しい1日の思い出になりました。

どうもありがとうございました。

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夜の宴会は、自己紹介つき。

くじ引きで座席指定だったけど、奇跡的にりゅうちゃんの隣だった。

瓶ビールは一人1本ずつついていたけど、

飲めない人も多いらしく。

何本もいただけて、相当いい気分にできあがった(笑)。

去年のGW、萩往還250kmをやっとの思いで完走できて。

次の目標、楽しみを見つけたくて探し出してきたこちらの大会。

萩往還とはまた違った魅力にあふれる大会だった。

ランナーの方も、礼儀正しくいい人ばかりの、アットホームな印象。

最終日も、楽しく元気に走れるといいな。

【その3】に続く!

2015年5月12日 (火)

太平洋~猪苗代湖~日本海 255km(第6回) 参戦記【その1】

5/3(日)~5/5(火)、この大会に参加してきた↓

第6回 太平洋~猪苗代湖~日本海 255km

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1日目:いわき~猪苗代湖 110km(制限時間:15時間)
2日目:猪苗代湖~三川温泉 100km(制限時間:15時間)
3日目:三川温泉~月岡温泉 45km(制限時間:7時間)

募集人数30名という小規模ながら、

3日がかりでゴールを目指そうという、なんとも壮大な企画・・・!!

荷物は大会が毎日宿まで運搬してくれて、

旅気分を味わいながら、前へ前へと、

知らない土地を思い切り走れる、というところに魅力を感じた。

眠さに弱い私としては、毎日お風呂に入って、

夜はお布団で寝て、朝、気分新たに走り出せるというところも大きなポイントだった。

「せっかく行くんだから、思い切り楽しんで、ゴールまで走りきろう!」と。

しかーし!!!

楽しむには楽しんだが、なんと、1日目から関門アウト・・・。

今思えば、あれだけ頻繁にコンビニによって、

座って休憩してる場合ではなかったな、と反省。

1日目:約85km 磐梯熱海駅で強制終了

(~扇島駅まで電車ワープ、駅から宿まで5km徒歩)

という結果に。

全体的に、今回の所要・到着時間より最低30分(できれば45分)早めて、

磐梯熱海駅手前の82km旧道分岐に、15:00までに到着しておく必要がある。

(今回は15:30頃だったため、

「ここから最低4時間はかかるからムリだよ」とワープを促された)

しかし、分岐に15:00までに到着したからといって必ずしも安全圏というわけではなく、

ペースが落ちて19:00までに宿に入れないと判断されると、

後ろから追ってくる大会の車に収容されてしまうらしい。

トップでゴールした男性(13時間)の話では、

44km地点のエイドで座ってカップラーメンやおにぎりを補給した以外は、

ウイダーインゼリー数個を走りながら飲む程度だったとのこと。

暑いからといって、何度もおとずれるコンビニの誘惑に負けてしまっては、

完走できないハイレベルな大会だったのだ!!

3:40 いわきワシントンホテル前受付

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ゼッケンと地図は事前に送られてきていたので、

ここでは名前を申し出て、500mlのペットボトル1本と、バナナを受け取る。

荷物をトラックに預け、おもむろに集合写真をとり。

スタート時刻の午前4時をまたず、

数分前に静かなスタートをむかえた(笑)。

5:37 セブンイレブン(第一エイド) 約14.3km

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バナナをいただいた。

このコンビニにはよらず、すぐ出発!

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7:11 三和大橋 26.6km

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走れないほどではないけど、それなりにきつい上り坂が続く。

いいかげん、お腹がすいてきた。

実はあと3kmほど行けば、

長沢峠ドライブインでトイレも行けて、

手も洗えたのだが、気付かず道路脇スペースで休憩↓

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GWだしウルトラだし、つい萩往還のノリで休憩したり、

のんびりしてしまった。

ここは、30km地点の長沢峠エイドまでノンストップでコツコツ走るべし!!

7:38 長沢峠ドライブイン 30km

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お水とバナナをいただける。

トイレもきれいで、快適。

国道沿いで景色が単調、少々眠くもなるが、

桜やヤマブキがきれいに咲いていて、心が和む。

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8:39 自販機休憩 36.5km

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暑くなってきたところに自販機があって、

ここでもガッツリ座って休憩したな、そうえいば。

長沢峠ドライブインから12km頑張れば、

メインのエイドでたっぷり飲んだり食べたりできるので、

誘惑に負けず、ノンストップで頑張ろう(来年の自分へのメッセージか?)!

9:23 道の駅ひらた 42km

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いなり寿司やカップラーメン、プチトマト、きゅうりなどなど、

すごいご馳走!!

おこわのおにぎりも美味しかった!!

一般の観光客も多く、

「なんの大会ですか?」と、よく声をかけられた。

トイレいったり写真をとったり、

20分ほど休憩して先をめざした。

居心地よくてついつい長居してしまったが、

ここには9時までには到着し、10分程度で切り上げたいところ。

11:35 ローソン(距離不明)

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ここにも移動エイドが!

コーラを美味しくいただく。

おぼろげな記憶だけど、確かここでスタッフの方から、

「磐梯熱海ぐらいかな」

「後ろに、まだまだ来てますか?」

と声をかけられたような・・・。

その時は意味がわからず、「なんのこと?」と思っていたけど、

すでにこの地点の到着時間で、

完走できるかどうかの明暗がわかれていたかと思われる。

トイレをすませ、ガリガリタイム。

暑いし車の量は多いし、ほっこり休憩したかったんだよな~~(笑)!!

13:27 郡山警察署付近 70km

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残り40kmで5時間半。

㌔8分でギリギリ。

「やばい、なんとかペースアップしないと」とリアルに気付いているものの、

暑さに身体が慣れていないのかなんなのか、

全然スピードがあがらない。

りゅうちゃんのペースについていけない。

りゅうちゃんがコンビニに寄っている間先行させてもらい、

購入してきてくれた冷凍ペットボトルや冷たいパイナップルなどなどで、

元気をもらう。

日が落ちてきたら身体がラクになって、

もっと速く走れるつもりでいたのに、完全に甘かった!!

磐梯熱海駅はおそらく85kmぐらい。

その2~3km手前で、これまで走ってきた49号線からバイパスに入る。

分岐点に、スタッフの方が待っていてくださった。

梅ぼしをご馳走になり、

「電車に乗ることをおすすめします」と。

㌔8分でギリギリ間に合う計算でいたので、

「そ、そんな!!なんとかならないですかね!?」

と聞いてみたが、猪苗代湖に向かう上り坂はかなりきついらしく、

分岐点から最低4時間は見ておかなければならない、とのこと。

30分足らない。

おまけにペースだだ落ち!!

まだ元気なりゅうちゃんを巻き込んでワープしなければいけないことに、

大ショックを受けた・・・。

次の上戸駅まで走って電車に乗っても、

ギリギリ19:00までにゴールできる計算。

復活して速く走れるようになるかもしれないし、

なんとか粘ろうかとも思ったけど、

翌日以降に備えて、気持ちと身体を切り替えよう、という結論に。

宿まで最寄りの扇島駅に到着。

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会津磐梯山の姿が、なんだか目にまぶしい・・・。

「次の日こそは!!」

と心に誓い、美味しい中華料理とビールをいただいて、

早々に就寝するのであった・・・。

【その2】に続く!!

2015年4月23日 (木)

太平洋~猪苗代湖~日本海 255km コース

2014年5月11日 (日)

2014 萩往還マラニック 250kmの部 完踏記 後編

宗頭文化センター到着後、まずは荷物を受け取る。

記帳をすませ、1階の食堂へ。

あたたかいお味噌汁、

おにぎり2個とおかずが少々入ったパック、

バナナが用意されている。

あまり食欲がなかったので、おにぎりのパックは辞退し、

りゅうちゃんと1パックを分け合って食べる。

(あとから思えば、このおにぎりの残りは、お弁当として持ち出すべきだった)

(↓興奮が冷めやらず、険しい顔つき(笑))

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「とりあえず寝床を確保しよう」と、2階の仮眠所へ向かったところ。

廊下まであふれた人・人・人・・・。

中へ入ってみると、空いている布団がない。

仕方なく、1階の食堂の片隅で寝かせてもらおう、ということに。

なぜだか、去年より断然混んでいる。

1階も人であふれかえっているので、

身体を横たえるスペースを確保するのも一苦労だった。

この後のコースは、明るいライトなしでは進めないぐらい暗いそうなので、

ヘッドライトの電池交換は必須。

電池交換完了。

お風呂は、湯冷めしそうなのでパス。

当初は、5分丈タイツのままで出発しようと思っていたが、

「明け方に向けての寒さが、半端でないらしい」という周囲の会話を耳にした。

下着とタイツの交換のみ、お風呂場の脱衣所で行う。

もう、余計は動作は一切せず、

すぐさま身体を横たえる。

出発予定は、1:00。

去年のりゅうちゃんの実績から、この時間に宗頭を出発すれば、

18:00ゴールに間に合うだろうという計算。

2時間は眠れるだろうか?

・・・寒い、あちこちで大きな話し声、眠れない。

2階から毛布を借りてくればよかったのだが、

気が回らなかった。

ふと時計を見ると、0:04。

りゅうちゃんに、

「早めに出発しない?」と声をかける。

やはり熟睡できず横になっていただけのようで、

すぐに反応が返ってくる。

「・・・じゃあ、0:30出発にしよう」。

0:30、記帳をすませ、宗頭再出発。

去年のように、「絶対宗頭で○時間寝る」と思い込んでいたら、

この状況はショックでたまらなかったと思う。

状況によって、臨機応変に判断を変更できることも、

完踏に向けての大切な要素だな、と思った。

1:10 藤井商店(去年1:40) 179.0km

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宗頭をでて3kmほどで藤井商店。

起きて動き出してみると・・・、まずい、お腹がすいてきた。

宗頭に入るまではあまり食欲がなかったものだから、

ほとんど食料を持たずに出発してしまった。

宗頭には、何か食料を預けておいて、

その時は食欲がなくても、持って出るべし!!

(実は預けておいたのに、

「いらんよな」となぜだか思い込んで、置いてきてしまった・・・。)

藤井商店の自販機で、

少しでも腹の足しになれば、という思いもあり、

ホットミルクティーをりゅうちゃんと分け合って飲む。

判断力の低下がすすんでいるな、という自覚がある。

それでも、ようやくここから先に挑戦する機会が与えられ、嬉しい。

出発時間を0:30に早めたのは正解だったようだ。

0:30に出発すれば余裕をもってゴールできる、という定説があるようで、

たくさんの人が出発していた。

この先、迷いやすいコースらしいので、

周囲にたくさん人がいるのは心強い。

うっそうとした林の中のような上り坂を進む。

「しばらくいけば車道にでるから」と、りゅうちゃん。

先の目処を教えてもらえて、助かる。

歩きながら寝ているような感覚。

いかんいかんと目を見開くと、

なぜだか平仮名の「と」という文字が、無数に宙に浮かんでいる・・・。

「あぁ、これが幻覚っていうやつか」。

「あまりに疲れてくると、ただの木の切り株が人に見えてくる」

とか、色んな話を聞いていたが、体験したのは初めてだ。

「なんで『と』やねん(笑)、左から右へ流れてるのも意味わからん」

と、もう一度目を閉じて開いてみると。

さらに「と」が増えている。

「う~ん、ほんとはこういう岩が、人の顔に見えたりするんじゃないの?」

と、右手の岩に目をやると、

ほんとに人の顔がうめいているように見えてきた。

「うえっ、気持ちわる、『と』のほうがまだいいわ」

などとくだらないことを考えているうちに、

幻覚たちは徐々に消えていった・・・。

そして、車道に出て、かけくだること数十分。

2:31

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私設エイドらしき車を発見!

温かい飲み物を提供していただけるようだ。

ふと見ると、手作りおにぎりが3個おいてある。

・・・数が少ないし、自分たちで食べようと思って、おいておられるのかな?

いいや、ダメもとで聞いてみよう。

「あの~、このおにぎりは、いただいてもいいんでしょうか?」。

「あー、いいですよ!お腹、すいてます?よかったらカップめんもありますけど」

「えっ!!!!いいんですか!?」

地獄に仏のような私設エイドでした(笑)。

本当にありがとうございます。

去年は3人とも、ランナーとして参加されていたそうです。

ミニかっぷうどんが、本当に美味しかった・・・。

「食べ終わって、これが幻覚でなくてよかったです」と大笑い、

元気に先へと歩を進めることができた。

こうした私設エイドの方々、

準備不足だった区間、

下を向いてしまいたくなるほど気分の落ち込んでいた時、

本当に助けていただきました。

この場を借りてお礼申し上げます。

3:05 三見駅(去年3:37) 188.1km

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「もしかしたら三見駅で食べ物があったかもしれない」

というりゅうちゃんの言葉。

ありました、ありました!!

パンやバナナ、ホッカイロ、あたたかいコーヒーなど。

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奥で仮眠もできるようになっていた。

スペースは限らているようだけど、

宗頭よりはゆっくり寝れそうな雰囲気。

ムリに宗頭で寝なくても、進んだ先々で仮眠できそう。

4:42 玉江駅 195.0km

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うっすらと夜が明け始めた。

玉江駅までに、かなり睡魔に襲われはじめたので、

10分ほど仮眠をしていくことに。

マットが敷いてある部分はいっぱいだったので、

コンクリートの床に直接寝る。

夜間から明け方にかけて、相当な寒さだったが、

雨も降ってないし、体を横たえて風さえしのげれば十分だ。

宗頭を出るときにロングタイツに履き替えておいたのは正解だった。

5:04

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おととし、140kmのコースを走ったときと同じコースにでてきた!!

気持ちも明るくなってきた。

5:34 浜崎緑地公園(去年5:58) 198.0km

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ここのチェックポイントも見落としやすいので要注意!

歩道のところに、緑色ののぼりが設置されていた。

「実はここまでにチェックもれしちゃってて、とりあえずゴールまではいくよ」

「また~~!!そんなことして~!!」

という、男性数人の明るい声のやりとりが聞こえてきた。

あぁ、やっぱりそういうことがあるのね・・・。

最後まで気を抜かず、頑張らないと!!

宗頭に向かって歩いていた際、

特に何をしたというわけでもないが、

急に右足親指の下側というか、付け根というか。

その部分がつったような感じになって。

しばらくだましだましきていたが、

急に激痛になって襲ってくる。

ロキソニンと胃薬も飲んでみたが、どうにもおさまらない。

リタイアする気はさらさらないが、この痛さは、どうしたらいいんだろう??

この区間、何時間も痛みがおさまらない・・・。

口に出すと負の要素に支配されそうなので、

とにかく耐えて進む。

痛さで、顔がゆがむ。

先行している、チサルシスターズと遭遇。

すれ違いゾーンにはいってくると、

先行している走友と声援をかわせるのも、ここのゾーンのいいところ。

このお二人、明るいテンションを保ちながら、

去年も二人そろって完踏された。

飄々とした雰囲気なのに、すばらしい根性の持ち主。

「どう?完踏できそうやんな?」

と声をかけられ。

「実は、足がやばいぐらい痛くて・・・」と深刻な顔で答えたところ。

「あ、大丈夫大丈夫!そんなん、みんなやから!!」

と、こともなげに答えが返ってきた。

あ、そうか。

こういうのも、みんな耐えてるうちのひとつなんだ。

しんどいと、痛みがある箇所、

そっちにばかり意識がいってしまうのだ、ほんとに。

それが、どうしようもないぐらい大きな問題のように感じてきて。

あわや、「あきらめないと仕方ないのでは?」

という思考になってしまうかもしれなかった・・・。

一笑に付してもらえたのには、かなり救われた。

7:04 虎ヶ崎(去年7:45) 206.9km

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ここのカレー、スパイスがきいてて、一番好き。

ここでもビールはガマン・ガマン!!

他の人の完走記で、ここに仮眠スペースが少しあると知っていたので、

できたらここで10分ほど休憩したかった。

最初に確認したときはいっぱいだった仮眠スペース、

食べ終わってから行ってみると、空いていた。

りゅうちゃんと二人、目覚ましをセットして横になる。

ここでの休憩は、よかった!!

何十時間もたちっぱなし・走りっぱなしだと、

血流の問題で足が痛くなる、ということもあるのだろうか?

横になったことにより、右足親指の付け根の痛みが、

痛みながらも、それほど気にならないレベルにまでおさまっていた。

ありがたい!!

虎ヶ崎を後にし、少ししたところで、

はちみつ屋さんとAちゃんが応援にきてくれていた!

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またしても私、誰だかわからずスルー・・・、

ほんとすみません。

嬉しい。

気持ちが、明るくなってくる。

時間も早朝、残す距離も40km弱。

普段の週末にでかけている練習会と、かわらない。

ようやく、まともな距離&時間のカウントダウンに入ってきた!!

8:17

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末ちゃん・とおたん・ミカンさんと遭遇!!

「時間的に会えたらラッキーだし、会えなかったら仕方ない」

というつもりだった。

時間をあわせようとしたら、

それによって自分がスタミナ切れをおこしそうで、こわかったから・・・。

不意に目の前にあらわれた姿をみて、

懐かしいような、なんともいえない気持ちでいっぱいになった。

みんな、頑張ってるんだね。

どんどん、140kmの人や250kmの人とすれ違う。

「お疲れさま~!」

「ファイト~~!!」

声を出すことで、自分にも力が湧いてくるようだ。

気持ちがどんどん上向いてきて、ペースも上がる。

フラットな舗装路を、走る・走る。

千畳敷の激坂をフーフー言いながら登っているとき、

きれいな姿勢で前方を歩いている女性がいた。

余裕がありそうで、うらやましかった。

その人の後姿が、見えた。

両足を着地するたびに痛みが走るのだろうか、

そろそろと歩く姿。

あぁ、今、痛みのピークなんだね。

・・・頑張って!!

どんなに走力のある人でも、

精神的に安定している区間もあればそうでない区間もあり、

痛みがでたり、おさまったり。

長丁場だけに、そんなことの繰り返しなのだと思う。

9:06 東光寺(去年9:30) 215.2km

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着いた、東光寺!!!

ここに10:00までに着けば安全圏、という話を聞いたことがあり。

「えっ、もう東光寺??」と思って時計を見ると、

なんとまだ9時をまわったところだった。

う、うれしい!!!

9:23 陶芸の森(去年9:42) 216.1km

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さらに嬉しい誤算、

東光寺から陶芸の森まではかなり遠いと思っていたら、

上り坂とはいえ、たった1kmほどだった。

これで、すべてのチェックがそろった!!

さぁ、あとは瑠璃光寺に帰るだけ・・・!!

萩往還道では、水分の補給が難しくなると思い、

事前にコンビニで水分を調達することに。

腰をおろし、シューズを脱ぎ。

右足の痛む箇所にエアーサロンパスをふきかけようとしたところ。

足首をみると、なんだか布がかさなってる??

・・・なんと、宗頭でロングタイツをはくとき、

ゲイター(ふくらはぎカバー?)をはずすのを忘れ、

重ね履きしてしまっていたようだ・・・。

道理で暑いと思ったわ。

ロングタイツを膝までひきあげ、

ゲイターをおろしたまではいいが。

足が太いのとむくんでいるのとで、ロングタイツをなかなか下ろせない。

血がとまるかと思った・・・。

りゅうちゃんと二人で思い切りひっぱり、やっとこさ元にもどせた。

気を取り直して再出発。

ゴールから約30km手前ぐらいになると、

70kmの部の人たちともすれ違うようになり。

たくさんの声援をいただける。

「おかえり~!!」

・・・えっ・・・。

帰って、これたの??

不意に耳に入ってきたその言葉に、動揺してしまった。

そうか。

もう、時間的にもかなり余裕がある。

よほどのことがない限り、大丈夫なんだ。

私、帰ってこれたんだ・・・!!!

うどんひっくり返したり、

ゲイター脱ぎ忘れてたり、

自分でもビックリするような失敗を繰り返してしまっていて。

「ゴールまで、気を抜かずに、頑張らなきゃ、頑張らなきゃ」

と思っていた緊張の糸が、ふっとゆるんだ。

これまでの痛かったこと、辛かったことが思い起こされてきて、

涙がこぼれた。

「まだあと30kmもあるんだから」と思いつつも、

次々あふれて、止まらない。

ありがとう、ありがとう。

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(10:30にしてフライング号泣・・・、りゅうちゃん笑いながら撮影(笑))

10:57 萩往還道入口

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11:18

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11:37 明木エイド(去年12:07) 226.4km

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またしても激暑。

首に水をかけたり、アームカバーを水で濡らしたりしながら進む。

りゅうちゃんは眠くてたまらないらしく、

萩往還道でも、フラフラ・・・。

田んぼにおちるんじゃないかと思い、ハラハラ。

「りゅうちゃん、しっかりして!!あんまりそっちに寄ったら、落ちるよ!」

叫んでいると、70㎞の部の男の子が、

「あぁ~、250㎞の部は、あんな姿になるのか~」

というような顔でこちらを見ている(笑)。

そうそう、140㎞の部の時は、250㎞の人を見て、

「なんて大変そうなんだ」と思ったものだ。

13:00 かき氷エイド

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車道には、私設エイドの方々が!

「かき氷が食べたいな」とりゅうちゃんと話していたら、

なんと、家庭用のかき氷器でかき氷を作ってくれているエイドが!!

バヤリースオレンジをたっぷりかけて、いただきま~す!!

そうめんも、おいしくいただきました。

13:25

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舗装路の合間合間に、こんな場所が。

舗装路よりも足裏への刺激がやさしくなり、ありがたい。

13:51 佐々並エイド(去年14:19) 236.3km

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楽しみにしていた豆腐、あった、あった!!

しっかりとした木綿豆腐。

「ここまで帰ってこれたんだな」と、感慨深い。

あと14km。

身体がかなり左に傾いた男性がいて、

ゴールに間に合うかどうかを気にされていた。

ここからなら、歩き続けても、2時間半もあればゴールできる。

そう、しんどいけど、

ここまでくれば、ゴールまであと少し!!!

15:28 板堂峠登り口(去年16:09)

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16:11 往還道終了

 

 

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りゅうちゃんは、足裏のマメが痛いらしく、スピードがあがらず。

用意したロキソニンはもう底をついてしまったため、

痛みに耐えてもらうしかない。

仮眠の時は、寝過ごさないよう神経を使いながら目覚ましをセットしてくれ。

身体を横たえながらも、熟睡することはできず。

ともに笑い、苦しみ、サポートし続けてくれたりゅうちゃんには、

感謝してもしきれない。

16:39 瑠璃光寺ゴール(去年17:13) 250.6km

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チームメイトもそろって完踏!!

ふかちゃんからのお手製完走証にも、感激!!

1年間思い描き続けてきた250㎞のゴールテープを、

とうとう切ることができました・・・。

必死に前へ前へ進もうと、懸命に努力を続ける周囲のランナー。

報酬度外視で応援・食糧などを提供してくださった方々。

遠方から応援に来てくれたチームメイトのみんな。

コース上で知り合った、たくさんの方々。

そして、ともに250㎞を進んでくれたりゅうちゃん。

私の足でゴールはしましたが、

たくさんの人に支えられてのゴールでした。

一生忘れることのできない思い出・宝物です。

一週間経過した今でも、まだあの時の興奮の中にいるような、

夢からさめないような・・・。

強烈なインパクトのある大会でした。

本当に、ありがとうございました。

2014年5月 8日 (木)

2014 萩往還マラニック 250kmの部 完踏記 前編

2014 萩往還マラニック 250kmの部

46時間39分29秒 完踏

応援いただきました皆様、ありがとうございました。

念願の、萩往還マラニック250km完踏者になれました!!

(スントアンビット50時間モードで計測したところ、

 後半でGPS補足がおかしくなったところがあるらしく、

 347kmとなっていますが、実際には250kmです)

ルートラボ リンク

2012年、140㎞の部初参加、完走。

2012年 140km完走記

2013年、250㎞の部初参加、宗頭でリタイア。

2013年 250kmリタイア記

そして、今年2014年。

250㎞の部でリベンジを果たすべく、再び山口県の地へ!!

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「なんでもっと頑張れなかったんだろう」と後悔してから1年間、

待ち続けたリベンジの機会。

緊張感を保ちつつも、できる限り笑顔で楽しもう。

そして、必ずゴールテープを切ろう!!

今回は、事前に色んな人の完走記やリタイア記を読み、

参考にさせていただき。

「そうか~~、そんな時間に宗頭通過しても、ゴールに間に合うんだ」とか、

「チェックポイントでのチェック漏れにまつわる話が、こんなにあるんだ」と、

色々と勉強になった。

完走に向けてのイメージを膨らませ、

必要な装備の準備を、コツコツと始める。

まずは、過去2回とも苦しめられた胃の不調。

この胃薬がよく効くという情報を入手↓

強い薬らしいので、体質にあわなかったときのために、

入数の少ない6包入をためしに購入。

これは私には、素晴らしい即効性&効き目の胃薬だった。

常備薬にすること間違いなし。

定番の痛み止め(ロキソニン)も用意。

【用意したもの】

①スタート時

 半袖Tシャツ(ミズノ)

 アームカバー(ファイントラック)

 5分丈タイツ(ユニクロの安物)

 ランパン(ナイキランニング)

 ゲイター(CW-X)

 シューズ(履きなれたアシックスニューヨーク)

 キャップ・サングラス

 ザック(サロモンスキンプロ)

 薬類(胃薬・ロキソニン・ユンケル錠剤タイプ・鼻炎薬・眠気止め薬・エアーサロンパス)

 食糧(菓子パン・ウイダーインゼリー・メイタン)

 雨具兼防寒着(モンベルトレントフライヤー)

 ヘッドライト・ハンドライト・電池の予備

 ウエットティッシュ・小さなゴミ袋・マイコップ

②旧油谷中学校預け

 歯ブラシ

 日焼け止め

 食糧予備

 電池予備

③宗頭文化センター預け

 キャプリーン4番(厚手の長袖Tシャツ)(→未使用)

 ロングタイツ(CW-X)

 ウイダーインゼリー(→持ち出し忘れ)

 薄手の長袖Tシャツ(モンベル)・ランパン(→未使用)

 入浴セット(→未使用)

 電池予備

今回の予習で、完走するために必要だと思ったこと。

①完走するための脚力・体力

②「何があっても絶対に完走する」という強い気持ち

この2つが揃うことに尽きるのではないかと。

なんとなく出場して完走できるほど、甘い内容ではないことは経験済み。

事前にしっかり、自分なりに納得できるトレーニングをつみ。

この大会に照準をあわせ、直前2週間ぐらいは余裕をもって疲労を抜く。

そして何より、気持ち。

脚力があっても、ああも体力の極限まで追いつめられると、

無意識に色んな言い訳が頭をよぎってくるものだ。

痛い・しんどい・眠い。

「この地点でこんな状態なら、あと○㎞もあるのに、絶対無理!そうだ、無理に決まってる」

などなど。

それらの、次々にうかんでくるマイナス要素、不安材料を、

受け入れ、かつ流すことのできる強い意志が必要不可欠でなないかと思う。

目にとまるよう、チェックシートを入れる透明ホルダーに、

「48時間リタイア宣言なし ゴール目指して前進あるのみ」

と一筆書いて入れておいた。

(これも、どなたかのブログの記事を参考にさせていただいた)

チェックシートにチェックを入れるたびに、

ボーっとした頭にもダイレクトに活字が入ってきて、

「そうだ、そうだ!!」と、効果があった。

「お久しぶり~!調子は?」

「いや~、今年はダメかもしれません」

というやりとりがあちこちで聞こえてきたが、

「万全です!!これであかんかったらいつ完走するんや、って感じです!!」

と、息巻いてしまった(笑)。

1年間待ち続けたリベンジの機会、精一杯やります!!

5月2日、18:00瑠璃光寺スタート。

第2ウェーブから、数分後に出発。

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去年、スタート時は蒸し暑く、

夜になると相当冷え込んだ記憶があった。

出走時をロングタイツにするか5分丈タイツにするか、

半袖にするか長袖にするか、

直前まで悩んだ。

スタート時、あまりに暑かったので、

「寒ければ上に重ねたらいいや」と、半袖+5分丈タイツに決定。

この日の夜間の冷え込みはさほどでもなく、

ウエアは今年はこれで正解だった。

19:18 上郷駅前(去年19:30) 13.2km

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「速く走ろうが遅く走ろうが、どのみち眠くなるしバテてくるし」

と思い、とばせるうちにとばしてやろうか、という気になってしまい。

ついつい㌔5分40秒とかで走ってしまった・・・。

このエイドを過ぎて少しした地点で、「現在47位です」と言われた記憶。

確か541人いるはずなのに。

まずい、完全にとばしすぎ。

20:19 湯ノ口エイド(去年20:25) 21.8km

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蒸し暑いので、こまめにエイドで給水・栄養補給を心がける。

夜にもかかわらず、ちびっこたちが一生懸命

「○○どうですか~!!」と声を張り上げる姿が、愛おしくありがたい。

23:13 西寺交差点(去年23:14) 44.0km

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とばしすぎを反省し、ここまでで意識的にペースを落とす。

びっくりするほどたくさんのランナーに抜かれていった。

この先は、体力温存しながら進むことを一番に考えよう。

(というより、最初からそういうペースで進むべきだったかも・・・)

去年はここでやたらお腹がすいて、

そうめんおかわり禁止だったのをすごく残念に思っていた。

今回は対策として、スタート時から、

お腹にたまりそうな惣菜パンをつんできた。

でも、そういうときに限って「そんなにお腹すいてないな」となる(笑)。

温かいコーヒーでほっこりした後、

気温が下がり始めていたので、ここで長袖シャツを1枚、

半袖の上に重ねる。

今回セレクトしたのはこちら→ウィックロン ZEO

昼夜の気温差が相当あった前回の経験を踏まえ、

モンベルの新素材を試してみよう、と。

宗頭にも着替えを置いていたけど、

この半袖+アームカバー(場合によって長袖重ね着)

というスタイルがあまりに快適だったので、

3日間、上半身は着替えなしで過ごした。

寒い・暑いと感じたときに、人前で簡単に着替えられるスタイル、

というのが女性にとってはありがたい。

このウイックロンZEO、

適度に温かく、すぐに乾き、脱いでまた着るときも臭わなかった、優れもの。

半袖シャツ(ミズノアウトドア)のほうも、

好日山荘のセールで思いつきで購入したわりには、

速乾性・防臭性にすぐれた、とても涼しいシャツだった。

この西寺交差点すぎてから、豊田湖畔公園までの約14kmは、

どんどん寒くなり、かつ空腹感が襲ってくる区間。

西寺交差点44kmぐらいまでは、ほとんど誰も歩かず、

そこそこのペースで走り続けるので興奮状態にあるが、

そこをすぎると、冷静になってくるというか。

急にお腹がすくわ、疲れが出るわで、少々心細くなってくるのだ。

西寺交差点付近にコンビニがあった記憶があるので、

あそこで食料を少し調達して進むか、

スタートから、簡単に食べられるものを用意しておくことをお勧めする。

(多すぎると重いので、適度に)

西寺交差点で食べるつもりだった惣菜パンを取り出し、

りゅうちゃんと二人モグモグ食べながら足を進める。

まるごとソーセージ、やたらと美味しかった。

1:21 豊田湖畔公園(去年1:13) 58.7km

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遠かった・・・。

まだまだ序盤戦なのに、ここに到達するまででも、

相当な疲労感がある。

まずはチェックシートにチェックを入れ、記帳。

ヘッドライトも暗くなり始めていたので、電池交換。

そして、温かいうどんが、とても美味しい。

しかし私、自分の隣に置いたリュックを足元に置きなおそうとした際、

うどんのカップにリュックの紐をひっかけてしまったらしく。

右膝下から足首にかけて、よくわからない刺激が走った。

えっ、何??

なんと、一口すすっただけのアツアツうどんを、

全部自分の右足にぶちまけてしまっていたのだ・・・。

状況を把握した直後から、たまらん、熱い。

あわてて手で全部すくってカップに入れなおし。

呆然としていたら、りゅうちゃんが「これで冷やせ!」

と、自分のボトルの飲み水を手渡してくれた。

あぁ・・・、まさかこんなことが原因でリタイアになるんじゃないだろうね??

疲れてても、視野をできるだけ広く保って注意しないと、

いろんなトラブルにつながってしまう。

情けない思いでいっぱいになりながら、

水をかけて患部を冷やす。

ジンジンしているけど、大丈夫でありますように。

気持ちが体調に大きく作用するのは間違いないようで。

胃も気持ち悪く感じるので、ガスター10 とロキソニンを、

早くもここで服用し、出発した。

(ちなみにうどんの方は、事情を説明したら、

特別にもう1杯分けていただけました。

どうもありがとうございます。)

2:42 俵山温泉エイド(去年2:35) 67.1km

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やけどの具合も、大丈夫そうなのでホッと一安心。

ガスター10が素晴らしくよく効いて、

胃の気持ち悪さも痛みもおさまり、気持ちも前向きになってきた。

深夜にもかかわらず、

高校生ボランティアがたくさんおもてなししてくれるこのエイド。

豊田湖畔で食べきれず持ってきたおにぎりの残り1個と、

冷たいスプライトで息を吹き返す。

4:34 新大坊エイド(去年4:28) 79.8km

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ものすごい強風。

去年はここで右膝が痛んでいたが、今年は大丈夫そう。

ここまでで長い下り坂があるのを、

とばさずじっくりすすんだのがよかったのだろうか。

湯豆腐やバナナ、パイナップルをいただき、先を急ぐ。

5:48 海湧食堂(去年6:09(油谷中の後)) 86.9km

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新大坊から約7kmで海湧食堂。

「250km完走まであと○km」などと考えようものなら、

果てしなすぎて嫌になるが、

「次のエイドまであと○km」の連続なら、

ひとくぎりずつ、なんとかなりそう。

「朝ランぐらいの距離やね!」と、

何度も自分をだましながら進んだ(笑)。

去年は旧油谷中学校の後に立ち寄った海湧食堂、

今年はお腹もすいてきたし、先におかゆをいただくことにした。

6:20 旧油谷中学校(去年5:47(海湧食堂の前)) 87.1km

うっかり写真を撮り忘れてしまった。

チェックシートにチェックを入れ、記帳をすませ、

荷物を受け取る。

・歯磨き

・ヘッドライトの電池交換(いらない電池の預けなおし)

・エネルギーバー類の補充

・トイレ

をすませる。

ちなみに、よくとりだしかつ絶対なくしたらいけないもの

(地図・チェックシート・常備薬など)は、

あらかじめリュックに紐で固定しておいた。

走っていて、気づいたら紐がリュックのポケットから、

プラーンとなっていたこともあったので、

この対策は成功だったと思う。

そして、落としそうなもの(ハンドライトなど)にはすべて名前を書く。

八ヶ岳でジェントスを落としてでてこなかったことがあるので、

他の人とかぶりそうなアイテムには、なるべくわかりやすく名前を書くことにしている。

今回は、準備の段階から、何かと本気です(笑)。

りゅうちゃんは、夜間中ずっと調子がでなさそうでしんどそうだったけど、

今年は真に受けないことにした(笑)。

去年は、「もしかしたら、私もりゅうちゃんもゴールまではムリかもな」と思って、

その気持ちをずっと引きずってしまった。

だけど、なんだかんだで、ウルトラランナーは復活する。

長丁場なんだから、調子の悪い区間もあって、当たり前。

復活したときについていけるだけの余力を、

自分の中にも残しておかないと。

俵島に向かう。

あれだけの強風も次第におさまり、

日差しが照りつけてきた。

さぁ、海三昧の一日が始まるよ!!

7:40

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8:03 俵山チェックポイント 98.5km

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ここのチェックポイントは、見落としやすいので、要注意!!

チェックしたつもりでも、離れる前に二人で必ず確認しあいながら進んだ。

8:09 俵山案内板(去年8:07)

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なんだかんだで、楽しんでます(笑)。

抜きつ抜かれつしている人たちから、

「楽しそうに走ってるね」と声をかけていただいたり。

「ブログ、みてます」

「じゅんこさんですよね?」

と、今大会で数人の方に声をかけていただきました、

どうもありがとうございます。

9:45 沖田食堂(去年9:38) 107.8km

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去年はビールを飲んだこの食堂。

今年は、完走するまで禁酒で。

オロナミンCで、飲んだつもりになる。

大盛りも一切やめ、極力胃の負担を軽減できるよう、

こまめに、少なめに食べるよう心がける。

胃腸よ、最後まで頑張ってくれよ~~。

去年、この後の神社で昼寝してスッキリしたので、

今年もと思い寄ってみたが、あまり眠れなかった。

仕方なく、再出発。

(「やった、立石観音が見えたよ~」の図↓)

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11:44 立石観音(去年11:37) 117.7km

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暑い。

でも、雨よりマシか。

ここの自販機も大流行。

この後の給水は限られてくるので、

ここで最低500mlは確保して先へ進むこと。

12:02

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青い空、青い海、そして花々。

しばし癒される。

12:38

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去年お世話になり、今年もとても楽しみにしていた私設エイド。

おにぎり・そうめん・手作りプリン・ウインナー・たくあんなど。

心づくしの品々で、もてなしていただける。

味も最高!!

こういう笑顔のふれあいも、この大会の醍醐味かと。

相当お腹がすいてきていたので、とてもありがたかった。

13:20千畳敷(去年13:12) 125.4km

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ツラかった・・・。

去年よりも確実にバテた・・・。

あまりの日差しの強さに、帽子をかぶっていても頭痛がしてきたので、

千畳敷に到着する前に、2回目のロキソニンを服用。

まだ暑さに身体が順応していない時期にこの暑さなので、

思いのほか消耗する。

やっとたどり着いた千畳敷での、

ソフトクリームの味は、格別だった。

14:15 日置エイド(去年14:14入・14:32出) 131.1km

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股ずれが、最高に痛かった区間。

「こんな箇所、痛くなったことなかったのに」ということが、

今回は連発だった。

思いつく限りの手当てをする。

ここで、ちょうど全行程の半分。

今年は暑さのためか、ここでのリタイア者が多かったそうだ。

ここで、カップラーメンやパンをいただき、

奥の畳で10分ほど仮眠。

それほど眠くはなかったが、夜に備え、身体を休めておきたかった。

去年はここでは眠らずに先を急いだが、

去年と同じように考え、行動していたら、

宗頭までの道のりで、またあんな状態になってしまうのでは・・・、

と怖かった。

少しずつ、去年との違いを作っておきたい心境だった。

眠らなくても、10分ずつ横になるだけで、

血の巡りに変化があって、ずいぶんと身体が楽になる印象だった。

そして、この日置エイドを出発してすぐ、

チームメイトのふかちゃんが応援にきてくれた!!

すぐには誰だか気づけずに、スルーしてしまうところだった・・・。

「まさかこんなところに」という驚きと喜びで、

胸がいっぱいになる。

きっと、瑠璃光寺まで帰ってくるよ!!

16:51 仙崎公園・往路(去年16:32) 143.3km

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去年より、約20分遅れで到着。

10分・20分の遅れは、どうでもいい。

宗頭に1:00すぎてから入って、

それでも完踏した人の記事も、たくさん読んだ。

到着時間が遅くなったなら、宗頭での休憩はパスして、

行く先々で、少しずつ仮眠すればいいことだ。

「少しでも早く宗頭に到着して、睡眠時間を確保しないと」

という思いが去年は強すぎて、

予定が狂いそうになったとき、身体と頭がついていかなかった。

日が暮れ始めると、気分も下がりがち。

そこをどう乗り切るかが、今回の最大のポイントだ。

記帳をすませ、再出発!!

18:34 鯨墓(去年18:16) 153.8km

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仙崎から鯨墓までの10kmは・・・、ほんとに遠い。

気分的に、暗くなる前に鯨墓に到着したかったので、

静ヶ浦キャンプ場のカレーを後にすることにしたのだが、

これはちょっと失敗だったかも。

りゅうちゃん、空腹のため、ハンガーノック寸前・・・。

ムリ言ってゴメン。

静ヶ浦キャンプ場まであと4kmあるので、

ここで最後の持参の惣菜パンを分け合って食べる。

お腹がすきすぎないよう、こまめに補給の原則が、

ここで少し崩れてしまった。

18:48

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記帳やチェックをすませ、

日没前に、鯨墓を後にする。

19:29 静ヶ浦キャンプ場(去年は鯨墓の前、17:21) 158.0km

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ガスター10の2つ目を、ここで飲んだような・・・。

(今大会で3袋使った。)

冷たいお水が、とても美味しかった。

コップに何杯もゴクゴクと飲んだ。

とてもきれいな夕焼けだったのだが、

すでにかなり疲労、写真を撮る元気がなかった。

20:44 仙崎公園・復路(去年20:13) 163.9km

関門閉鎖74分前到着。

半袖の上に長袖、さらにゴアテックスというスタイル。

5分丈タイツの上からレインウエアのパンツをはいたが、

さすがにこれは暑すぎたので、脱いだ。

カレーが身体になじんで、気力・体力が少しだけ復活。

ここから先は、迷いやすい区間として有名。

矢印を見落とさないよう、注意して進む。

22:41 宗頭文化センター(去年22:14入・1:00出) 175.7km

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仙崎(復路)から宗頭文化センターまでの約12km、

去年よりかなり短い所要時間で到着したつもりだったけど、

こうして比較してみると、たった4分速いだけだった。

今年は、いいペースで走っている若手男性の後ろにつかせてもらい、

引っ張ってもらって、我ながらよく走ったつもり。

それに対して去年は、吐き気・めまい・頭痛の三重苦と戦いながら、

ハァハァいって歩いていたはずなのに。

気持ちがやられていただけで、

去年も進めていたはずなんだ。

いかに精神的な側面が、身体面に影響をおよぼすのかが、

今回のことでよくわかった。

「ほんとにこの道であってるの?」

「引き返すことになったら・・・」

「ここまでよく頑張った、もう十分じゃないの?」

「寒い、しんどい、つらすぎる・・・」

「あぁ、なんて頭が痛いんだろう・・・」

「この苦しさ・痛みは、私にしかわからない」

そんな考えに、すっかり支配されてしまっていた。

「この苦しさ・痛みは私にしかわからない」って・・・。

みんな、苦しいし、痛いし、眠いにきまってる。

体力的には、とっくに限界を超えている。

それを、乗り越えて皆、先へ進んでるんだ。

きっと回復すると信じて。

「250kmも走りきることのできる人はあまりに丈夫で、

きっと私とは違う人種なんだ」という甘えた考えが、

去年の自分には確かにあったように思う。

特別な人が完踏者になるんじゃない。

乗り越えた人が、完踏者とよばれるんだ。

宗頭文化センターに、落ち着いた精神状態で到着。

ようやく、リベンジのスタートラインに立つことができた。

宗頭文化センターに入ってからの様子は、

完踏記 後編へ譲ることにする・・・。

 

 

2013年5月 8日 (水)

2013 萩往還250km リタイア記(詳細③)

17:21 静ヶ浦キャンプ場 149.4km

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相当お腹が空いた状態で、静ヶ浦キャンプ場に到着。

カレー大盛りと、缶ビール1本を美味しくいただいく。

(しかし、この後の疲労で胃がうまく消化できずに、結構苦しむことに・・・。)

宗頭まで、あと26km地点。

この夕暮れ時を、どうコントロールするかが、次回の課題だな。

高低差も結構ある区間。

疲労も手伝って、今回、宗頭までのこの26kmに、

5時間弱かかっている。

宗頭で深く1~2時間眠る計画でいたので、

ここで眠気覚ましを飲むという考えは全くなかったのだが。

あと5時間もかかるなら、

この夕食時に眠気覚ましを飲んでおいてもよかったかもしれない。

18:16 鯨墓 153.8km

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りゅうちゃんが過去出場したときは、

この鯨墓に着いた時にはすでに真っ暗だったらしい。

まだ日が高いことを嬉しく思い、気持ちも前向き。

後は、少しでも早く宗頭に到着して、

睡眠時間を確保したいという一心。

20:13 仙崎公園 163.9km

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往路では明るかった仙崎公園も、

復路では真っ暗。

海沿いで、気温も急激に下がり始めている。

胃が痛み始め、飲み物も受けつけなくなってきていたので、

ここで胃薬を服用。

水なしで飲めるタイプを用意していたが、正解だった。

もう、水分とってもうまく吸収できずに、

オエッとなっている状態。

22:14 宗頭文化センター 175.7km

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仙崎公園から宗頭に向かうまでの約12km。

なぜだか周りに人がほとんどいなくて、

「本当にこの道であってるの??」という、なんとも心細い気持ちになる。

朝飲んだ痛み止めもちょうど切れてきているらしく、

着地するたびに両足が痛む。

・・・まずい。

さっき飲んだ胃薬でさえまだ効いてないのに、

この上あせって違う薬は飲めない。

頭が、クラクラしてくる。

レース開始後27時間を経過し、なおかつ日が暮れると、

半端でない、例えようのない疲労感に襲われる。

今回初めて体験して、その感覚に恐怖さえ感じた。

「これ以上やったら、ほんとにやばいんじゃないの、私?」。

・・・このストッパーが、このときは唯一の、

絶対的な指令としておりてきてしまったのだ・・・。

「そうだ、もうこれ以上はムリだ。

宗頭まで、自分の足でたどり着けたら、それで十分だ」と。

これもある意味、自分の身体を守るために必要な機能なのかもしれないが・・・、

4:19に目が覚めて、回復した身体で起き上がってみると。

どうしようもない情けない気持ちになった。

今までだって、大会中しんどくて、

何度もリタイアを考えたことだってあったのに。

そのたび、ふみとどまってゴールに向かっていたというのに。

どうして、頑張り切れなかったんだろう。

このしんどさを、他のみんなは乗り越えて、先へ進んでいったんだな。

もどせるものなら、時間をもどしたい。

でも、そんなの無理なので、

今度こそ、後悔しないように。

「私も絶対ゴールできる、ゴールする」と心に誓って。

来年のGWまで、また心と身体を鍛えて、出直してきます。

2013年5月 6日 (月)

2013 萩往還250km リタイア記(詳細②)

2:35 俵山温泉 67.1km地点

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眠さの第一ピーク。

今回準備していた眠気対策は、

①カフェイン錠(24錠で200円ぐらい)

②ユンケルの粉バージョン(1包210円x2)

③ブラックブラックガム

の3種類。

まだまだ先は長いし、

ユンケルの粉バージョンを試してみることに。

が。

ここのエイドのファンタグレープのよく冷えたのがとても美味しく、

ゴクゴクいただいた後にCCレモン、

そのあとさらにおまんじゅうと温かいお茶、という組み合わせで。

仕上げにユンケルを飲んだこともあり、

もう吐きそうなぐらい食い合わせ(飲み合わせ?)が悪かったようだ。

まっず~~~、ユンケル・・・。

眠さがふっとんだのかどうかは不明、

しばらく胃のむかつきに苦しめられた・・・。

4:28 新大坊エイド 79.8km地点

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寒い。

待ち遠しかった夜明け間近。

やっとたどり着いた新大坊エイド。

ちらっと見ると、豆腐が見える。

「えっ?まさか、冷奴!?さっぶ~~」

と思ったら、湯豆腐だった。

ハフハフいいながら頬張る。美味しい。

深夜・早朝にもかかわらず、

こうして食べ物や飲み物を用意してくださるスタッフの方々に、頭が下がる思い。

長丁場なので、

極力足に負担のかからないフォームを心がけていたつもりなのだが。

なぜだかそれまで感じたことのないような痛みを、

右膝に感じはじめていたのがこの地点。

5:47 旧油谷中学校 87.1km

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新大坊エイドを出た直後から、

右膝の痛みがかなりきつくなり。

ここまで一緒だったかねやんさんに先行してもらうことに。

待ち遠しかった夜明けがやってきたけれど。

ここまで一緒に満天の星空を見上げたことや、

真っ暗闇の中、カエルの大合唱する田んぼ道を進んだこと、

色んなシーンが思い起こされる。

まだ、やめたくないな。

なんとか、足がもってほしい。

この旧油谷中学にあずけておいた、日中暑さ対策用のウエアに着替え、

先に進むことに。

6:09 海湧食堂 87.3km

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旧油谷中学すぐそばの海湧食堂で、朝食。

ここで、痛み止め服用。

以前、親知らずを抜いた時に処方された痛み止めなのだが、

これがビックリするぐらいよく効いた。

ここから俵島に向かうまでに、足の方はすっかり回復。

そして、俵島に向かうまでの私設エイド↓

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苺・シュークリーム・豆大福など。

すごいです、はい。

お腹が空いていたところに食べたい類のものがあり、

本当にありがたいエイドだった。

8:07 俵島案内板 99.3km地点

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俵島を1周して同じ場所に戻ってくるコースどり。

距離にして、11kmぐらいだろうか?

もう、坂道急だし、長く感じるのなんの!!

ここのチェックポイントで、パンチを忘れてもう1周してくる人を見かけたが・・・、

そんなことになったら、かなりショックだろうな・・・。

9:38 沖田食堂 107.8km

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トイレに行ったりしているうちに、ガーミンの距離表示に2~3kmの誤差が。

それでも、現在地や高度確認に、かなり役立つ。

この沖田食堂で、1本目のビール。

冷えてて、美味しい。

カレーは大盛りを注文したが、

食欲も胃の調子も回復していたので、少し食べたりない感じ。

そして、ビールの後は当然のように眠くなるので、

無理せず111.3km地点の日吉神社で10分ほど横になって仮眠。

これが不思議なぐらい深く寝れて、頭がスッキリ。

なんだ、10分寝るだけでもこれだけ回復できるんだ。

後の行程に向け、少しだけ勇気がでてくる。

11:37 立石観音 117.7km

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「ここから先はしばらく給水場所がない」というりゅうちゃんの勧めに従い、

自販機でペットボトルを購入。

眠たくもないし、足の痛みもないし、

しんどいながらも順調区間。

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13:12 千畳敷 125.4km

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「千畳敷についたら、美味しいソフトクリームをおごってやる」

というりゅうちゃんの言葉を励みに進む。

もう、ええかげんにせーよ、と言いたくなるぐらいの激坂の上り。

やっとの思いでたどりついた千畳敷の景色とソフトクリームの味に、

大満足。

この日の一番の楽しみはここのソフトクリームだったので、

メインイベントが終了して、ちょっとさみしい感じ。

14:14 日置エイド 131.1km(出発は14:32)

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ここのエイドは、中学生ボランティアがもてなしてくれる、

真心喫茶店、といった趣き。

スタート後、初めてシューズを脱ぎ、畳の室内へ。

カップラーメンに湯を入れて運んでくれる。

飲み物が空になっていればおかわりを聞きにきてくれるし、

本当にありがたい。

ちょっとした仮眠スペースがあったが、

ここではまだそれほど眠くなかったのでパスした。

後で考えると、ここで少し仮眠しておいたほうがよかったのだろうか・・・?

16:32 仙崎公園 143.3km

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鯨墓チェックポイントを往復して、またここに戻ってくるらしい。

再びここを通過するときは、一体どんな状態になっていることやら・・・?

2013 萩往還250km リタイア記(詳細①)

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5月2日(木) 大阪(12:30発) ⇒ 山口(15:21着)

の新幹線で現地入り。

荷物を預け、無料券を使ってうどんで腹ごしらえ。

スタート1時間前の17:00頃にスタート地点に向かう。

2分おきのウェーブスタート、2ブロック目で確定。

周りは慣れていそうな人ばかり。

こんな場違いな場所にいて、いいものか??

去年は割とギリギリに並んだので、かなり後方からのスタートだった。

早めに並んで番号をチェックしてもらい、

ブロック確定後には、トイレなどに離れても同じブロックに戻ってこれるらしい。

18:02 瑠璃光寺スタート

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今年は、雨の心配がなさそうなのが、何よりうれしい。

昨年に引き続き、5/2に生理2日目がぶつかってしまったが・・・、

しんどかったら早めに鎮痛剤飲んで対処することにしよう。

19:30 上郷駅前 13.2km地点

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信号待ちなどを除いて、㌔6分台前半ペース。

「速すぎちゃうの?」と思いつつ、なかなか落とせない。

ここのエイドで、まずはトイレをすませる。

23:14 西寺交差点 44km地点

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スタートから5時間14分経過で、44km地点。

既に、足がダルダル。

そして、腹ペコ。

このエイドではもっとガッツリ食べたかったが、

そうめん紙コップ1杯でおかわりは禁止だった。

去年、胃がやられて食欲がなかったこともあり、

携行食の準備をしなかったことが悔やまれる。

1:13 豊田湖畔公園 58.7km地点

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「寒い、お腹すいた」しか考えられない状態で、

やっとこさ豊田湖畔公園に到着。

温かいうどんが、心底美味しい。

310XTのガーミンは20時間もつはずだけど、

最近やたらバッテリーのもちが悪いので、

休憩時間にこまめに充電する作戦(?)で、リュックにエネループ持参。

足はやっぱりダルいけど、ペース落としたりすれば、

そのうち回復するだろう。

2013年5月 5日 (日)

2013年 萩往還250kmリタイア記

2013年5月2日(土)~5月3日(日)

萩往還マラニック250kmの部

175.7km地点 宗頭文化センターにてリタイア

ルートラボ詳細(2013萩往還)

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残念な結果におわってしまいました。

2日目の夜が、眠すぎてダメでした。

夜10時少しすぎたぐらいに、175.7km地点の宗頭文化センターに到着。

ここを夜12時までに出発すれば安全圏、

AM2時出発でも、歩きを交えながらも走ったら間に合うし、

出発関門のAM4時ギリギリでも、必死で走ればなんとか、

という世界らしく。

2日連続徹夜で走り続けるのは到底無理だと思い、

ここに夜9時台に到着して、1~2時間は睡眠時間確保したい、

という予定でいて。

予定より少し遅れはしたものの、

時間的には、十分間に合うはずだったのに。

170kmすぎてからの睡魔が、経験したことのないようなヤツで。

時間帯でいうと、

5/2の18:00に出発してから約27時間後の、5/3夜9時すぎ前後。

吐き気・頭痛・めまい・息切れのオンパレード。

「あぁ、このまま路上に倒れて楽になりたい」という欲求に、必死に抗う。

歩きながら、色んな選択肢をさぐってみた。

宗頭まであと約5km。

宗頭の布団で仮眠をとらずに残り75kmを走り続けるのは、

かなり難しいだろう。

だとすると、眠気覚ましの薬を今飲んで、

宗頭で全く眠れない状態で布団に横になるのはリスクが高すぎる。

薬はガマンするべきだ。

路上で、ちょっと寝てみる??

しかし、海沿いの夜中で、相当寒い。

普通に風邪ひくだろうな。

・・・宗頭まで、このまま頑張るしかない。

気が遠くなるほど、遠く感じた。

「路上で行き倒れにならずに、自力で宗頭にたどりつけただけでよしとしよう」

と、自分の中で決めてしまった・・・。

当初は、ここでお風呂に入って着替えをして、

ガーミン充電して、ヘッドライトの電池入れ替えて。

1時間仮眠して出発、と思っていたはずが。

走ってきたそのままの姿で、仮眠室の布団に倒れこんでしまった・・・。

目が回る。

あぁ、でも、安全なところまで辿り着けた。

私にはこれが精一杯だわ。

りゅうちゃん、かねやんさん、一緒にここを出れなくてゴメンなさい。

夜12時に声を掛けてくれたりゅうちゃんに、

このままここに残る意志を伝えて、出発してもらった。

せめてウエアだけでも着替えたほうが体にいいのはわかっているのだが、

すでに何もできない状態。

何も考えられない、考えたくない。

目覚ましをかけずに、自然と目が覚めたのが午前4時19分。

出発関門の4時をオーバーしている。

・・・終わっちゃった。

起き上がって、シャワー室に向かう。

あれほど痛かった足も、多少腫れているものの歩けるようになってるし、

吐き気も胃薬がきいたのか、空腹を感じるまでに回復している。

頭痛も、6時間も眠ったのでおさまっている。

段々と、不甲斐なさがこみあげてきて、

やりきれない気持ちに。

「なんでもっと頑張らなかったんだろう??」。

リタイアは、2007年の四万十から、2回目。

http://junko-tsu.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_e68e.html#comments

このときはトレーニング不足でハムを痛めてしまったのが敗因。

今回は、十分にみんなに事前トレーニングも付き合ってもらっていたのに・・・、

なんと情けない、根性・気力が足らなかった。

「もう、ここが限界だ」と当たり前のように決めてしまったけど、

個人差はあれ、みんなあの睡魔や頭痛と闘いながら前に進んでいたものを。

回復しきった身体と足でリタイアバスに乗り込む自分が、

なんとも恨めしい。

午前8時、宗頭をバスが出発。

約1時間でスタート(=ゴール)会場へ戻れるらしい。

バスは3台あって、誰も隣にいない席に座れた。

窓際で、窓に向かってこっそり泣く。

あぁーーー、チックショーー、

早く一人になって、思い切り泣きたい!!!

時間がたつにつれて、気持ちも少しずつ落ち着いてきて。

人との会話を楽しむ余裕も出てきた。

色んな人に、親切にしてもらって。

ゴール会場で、ビール飲みながらアメリカンドッグ食べたり。

色んな人の、色んな体験談を聞かせてもらったり。

不甲斐ない自分を情けなく思いながらも、

ここからまた頑張ろう、とも思えた。

今から、ここから。

また再出発!!