雪景色
大晦日。
朝食を済ませ、甥っ子と雪だるまを作り。
路面にはあまり雪もなさそうだったので、ランニングにでかけることにした。
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普段は夜、周回コースばかり走っているので、
せっかく田舎に行くなら昼間、片道5kmぐらいを往復してみたい、とかねてから思っていた。
景色も空気もよさそうだ。
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家族にランニング習慣のある人間はいないので、
「ちょっと散歩に行ってくるわ、お昼ご飯までには戻るし」とだけ言い残して出かける。
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父親の勤務先は、数年おきに広島県内を転々と移動しているので、
広島出身といえど全く土地勘がない。
したがって今回の家も、出てどっちに行けばなにがあるのかよくわかっていない。それはそれでまあいいか、ということで。
なんとなく「よっしゃ、左だ」と思ったので左に向かって走ってみた。
掲示によると、「どんぐり村」という道の駅まで、片道5.5kmぐらいあるらしい。ちょうどいい。
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感想:「・・・パノラマビューとは、このことか・・・。」
あまりにも景色をさえぎるものがないのに、驚く。
空の面積が大きすぎだ。
見渡す限りの雪景色・田んぼ・畑・山・そして空・空・空・・・。
これはすごい・・・。
車で通ったことあるらしき道だけど、こんな道だったのか・・・。
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快調に、ゆっくりペースで走っていたが。
すんごい起伏、キッツイ・・・!!
だ、だいじょうぶなのか私・・・!?ちゃんと家まで往復できるのか・・・?!
日差しが強いわりに帽子もかぶらず水も持たず、
かなりの軽装備ででかけてしまった。
「1時間ぐらいの距離なら大丈夫だろ」と、少々甘く考えていた。
距離だけじゃなくてコースの起伏も計算に入れておかないと、バテるわ!!
体力の過信に注意!!今後の教訓にしないと!!
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しかも方向音痴なもんで、1箇所しか曲がっていないはずなのに
「ほんとに右でよかったっけ??」などと真剣に悩む。
・・・小旅行気分の1時間少々だった・・・。
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家に戻ると、あったかい栗おこわが用意されていた。
人の用意してくれるご飯を食べられるのは、最高幸せ。
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どんぐり村まで往復してきた、と告げると
「えぇっ、あんなところまで?何しに?!」
「道が凍っていただろう?危ないなぁ」とか、思ったとおり相当心配された。
「なーんて言っても、もう戻ってきちゃったよー!」でごまかしておいた。
やはり、内緒作戦、成功。
家族の愛情もありがたい。
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朝、つくった雪だるま。
お昼すぎには溶けていた。
少し心が「キュッ」となった。
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「今」を大切にしないと。
「たくさんある」「いつでも大丈夫」って思ってると、
いつのまにか雪みたいに消えてなくなってしまう。
一瞬でもいいから、なにかをカタチにして。
そんな風にして、「今」を積み重ねていきたい。
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明けましておめでとうございます。
都会とちがい田舎の方は起伏にとんだ
所って結構あるんですよね、自転車
の旅の時もその起伏にやられちゃうんですわ
今年もよろしくで~す♪
投稿: 真っ赤な自転車野郎 | 2007年1月 2日 (火) 20時24分
>真っ赤な自転車野郎さん
新年おめでとうございます!
ほんとに、いつも車で通り過ぎるだけの道だったから、あんなに起伏があること自体気づかなかった・・・!!
山の影になってる部分は凍結しててツルツルでしたし(あやうくこけかけた)、ほんと都会とは勝手が違う!!またひとつ、いい経験になりました。
こちらこそ、今年もよろしくです!!
投稿: じゅんこ | 2007年1月 2日 (火) 23時26分