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2015年7月29日 (水)

高野山 宿坊体験!~不動院~

7/25(土)~26(日)、高野山へ宿坊体験へ行ってきた。

初めて高野山を訪れたのは5年前、

町石道を駆け上がって。

http://junko-tsu.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/post-4ad1.html

ランナー御用達(?)の、22kmの快適トレランコース↓

http://www.nankai.co.jp/odekake/bochibochi/choishimichi.html

あのときは南海高野線の九度山駅を起点に、午前9時スタート。

標高差約700m、大門を経て、極楽橋駅まで約25kmの行程で、

極楽橋駅に13:45頃到着。

祈りの道・町石道を走れたことに、感激した一日だった。

今回は、すべて一般交通機関で。

遠いイメージにも関わらず、標高約900mの高野山へ、

いとも簡単に行けてしまうことに、逆に驚いてしまう。

難波駅

 ↓南海電車 特急こうや(約1時間20分・1650円)

極楽橋

 ↓ケーブル (5分・390円)

高野山駅

 ↓南海りんかんバス(13分・330円)

蓮花谷(れんげだに)バス停下車

 ↓徒歩約5分

不動院

なんと、何の苦もなく、難波から2時間程度(片道2,370円)で到着してしまうのだ!!

特急でなければさらに780円お安く行けるけど、

やっぱり指定席で豪華なシートは楽チン&旅気分でテンションがあがる↓

黒こうや(車内)

特急こうや 1200年記念特別仕様

車窓からの風景が、難波のビル群から、

徐々に長閑な田園風景に変わっていくのも心地よい。

極楽橋から高野山駅までは、ケーブルで。

高低差328m、距離にして830m、所要時間約5分。

本当にラクで、素晴らしい乗り物だ(笑)。

(歩いて降りてもすごい勾配の坂なので、徒歩で上るのは結構骨が折れると思う)

Dsc_3411

高野山 バス時刻表

高野山駅からは、「奥の院行き」または「一の橋行き」のバスで約13分。

緑に包まれた坂道を上ると、そこが不動院、本日のお宿!!

不動院 オフィシャルサイト

「こんな神聖な場所に泊まるのに、どんな服装で何を履いていけばいいの!?」

と思ったけど、意外と普段通りの動きやすい服装・歩きやすい靴で、

大丈夫な雰囲気だった。

裸足にサンダルでも浮きません、はい。

庭には、まだアジサイが!

Dsc_3412

ここから離れにむかう石段も、趣があっていい感じ↓

Dsc_3428

そしてお部屋に入ると、こんな床の間が↓

Dsc_3415

飾ってある切り絵は、「吉祥宝来(きっしょうほうらい)」といって、

空海が中国で習得し、厳しい冬の間、弟子たちに手法を伝授。

日照時間の短い高野山では稲作ができず、

藁がとれないので、しめ縄の代わりになった、縁起物だそう。

知らなければ「あら、キレイな切り絵」と思うだけだけど、

そういう歴史を紐解いてみると、ただの飾りでとしてではなく、

「福を招きたい」という、願いを感じる。

宿泊者専用ライブラリーには、すでに一般市場では手に入らなくなっている、

空海にまつわる書物やDVDなどが、惜しげもなく並んでいる。

Dsc_3420

夜9時まで利用可能。

何気なく手に取った本や、何の気なしに観はじめたDVDにはまり、

時間がたつのを忘れてしまう・・・。

「もっと外を観光しなくちゃ!」という思いもあるが、

やり残したことがあれば、また訪れたらいいではないか。

あくせくせずに、気持ちの赴くままに過ごそう!

そうこうしている間に、夕食の時間に。

Dsc_3421

初めての本格精進料理。

う、美しすぎる!!

実際に目にするまでは、

「めっちゃ薄味なんじゃないの~?」

「肉とか魚とかなくて、食べた気するの?」

などと不届きなことを考えていたけど、

味がしっかりついていてボリュームもあって、かなりの満足感!!

それでいて、後味もスッキリ。

料理と一緒に、美しさを取り込んで、

自分まで美しくなった気がする(笑)!!

いかの刺身風ナタデココ(?)と、かき揚げが特に美味しかった。

「金松の間」という、専用の檜風呂がついたお部屋に泊まらせていただいたので、

食後はのんびり一人でお風呂に入る。

専用庭が眺められる作りなので、窓全開にしてみた。

う~ん、快適。

目をとじると、まるで露天風呂に入っているかのよう。

頬をなでる空気の冷たさと、

どこからともなく漂う高野杉の香り。

あまりの快適さに、ここが標高900mの山の上ということをすっかり忘れていたが、

そうだ、ここは確かに聖地なのだ。

空海の人生に思いを馳せつつ、贅沢な入浴タイムを満喫するのであった・・・。

ちなみに、お酒は隠語で「般若湯(はんにゃとう)」、

ビールは「麦般若(むぎはんにゃ)」と呼ぶそうだ。

麦般若は館内自販機にあるので、湯上りに美味しくいただきました(笑)!!

(そうです、決して禁酒道場のような宿泊を強いられることもなく、

快適に過ごせてしまいます・・・。)

いつもの女子旅やオッチャン旅・どんちゃん騒ぎの夜もいいけど、

たまにはこういう静かな離れで、お酒を楽しみながら、

普段はできない会話をのんびり・しっとり楽しむ、

というのも、かなりいいものである。

空調もしっかりしているので、フッカフカのお布団で、ぐっすり就寝。

「硬い床に煎餅ぶとんじゃないの?」という、「お寺に泊まる」

という勝手なイメージが、すっかり覆された1日目でした。

そして2日目の朝。

早朝の空気を求めて、少々散歩。

Dsc_3435

普段はかなりの人でにぎわっている高野山を、

朝、貸切のように歩けるのも、宿泊ならではの魅力。

気持ちいい!!

朝7時からは、勤行(ごんぎょう)&阿字観(あじかん)体験。

阿字観は、真言密教の瞑想法のひとつで、

「世界と自分はひとつである」と実感する瞑想だそう。

・・・と聞くとなんだか難しそうだけど、

やり方は丁寧に教えていただけるので大丈夫。

あぐらを組むので、ゆったりした服装がお勧め。

塗香(ずこう)と呼ばれるお香を手に刷込むと、

なんだか気持ちが引き締まる。

指示されたように、口から身体中にたまったものをハーッと数メートル先に吐き出し、

鼻から新鮮な空気を取り込んでいく(いわゆる腹式呼吸)。

数回目から、吐き出す際に「あーー」と声を出す。

単純なことの繰り返しにも関わらず、不思議な感覚になっていく。

心が、静けさを取り戻していくような。

・・・詳しいことは割愛!!

おそらく、実践するたびに、そして人によって全く異なった感じ方になるのだと思う。

意識をとばして、ただそのことに没頭すべし!!

朝食はこちらの部屋で↓

Dsc_3437

本当に、どこを撮っても画になる建物。

随所に歴史を感じる・・・。

Dsc_3438

そしてお待ちかねの朝ごはん↓

Dsc_3440

かなり美味!!

味噌汁も、しっかり味がついていて、美味しかった!

「ここまでできるのか、精進料理!」というのが正直な感想。

お味噌汁とがんもどきは、冷めないよう後からもってきてくださる心配りにも感動。

朝食後は、部屋で写経タイム!

Dsc_3442_2

硯と筆なんて、何年ぶりだろうか?

「ま、まさか墨をすらないといけないのか?」と思ったけど、

そこはきちんと墨汁が入っていて、ちょっとホッとした(笑)。

半紙の裏にはこんな風に印字されていて・・・↓

Dsc_3441

透けている文字をなぞっていくだけ。

ただそれだけなのに、不思議と気持ちが落ち着いていく。

静かな部屋で、鳥のさえずりが聞こえてきて。

部屋の窓から入ってくる風は、山の香り。

五感が研ぎ澄まされていくようだ。

「旅行」というと、楽しい思い出と食べ物で、

身も心もはちきれそうになって帰宅するのがいつものパターン。

「美味しいものをたくさん食べて、

名所をたくさん見て、お土産も買って・・・」と、

わざわざ自分で自分を忙しくしているようなところがある。

(「今日は特別!」の結果、体重増加もまぬがれず・・・(^^; )

もちろん、それはそれで楽しいのだけれど!

今回の宿坊体験では、

身体や頭の中の余分なものがはき出され、

かわりに新鮮な空気と身体によい食べ物で満たされ。

心と身体がスッキリ軽くなって、

周囲の美しい景色・調和の中に、

違和感なく自分自身が溶け込んでいるような。

そんな感覚で満たされた、初めての宿坊体験となった。

せわしない日常に疲れたときは、

この日のこの感覚を思い出して、心を落ち着けられるといいな。

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