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トレイルの大会出場記録

2017年10月21日 (土)

キャノンボールDNS

最終協議の結果。

ごめんなさい、
今回のキャノンはDNS!!

※参加賞のペットボトルホルダー(?)は、
破れたザックの補修に使ったら、
カッコよく仕上がりました!
Dsc_0017


2017年4月25日 (火)

2017年3月25日(土)~26日(日) キャノンボール完走記

2017年3月25日(土)~26日(日)、

5回目のキャノンボールに参加してきた。

結果は、

往路(須磨浦→宝塚) 9時間8分

復路(宝塚→須磨浦) 10時間7分

合計:19時間15分 完走

往路で激しくバテたので、

何時に須磨浦に戻れるか不安だったけど、

終わってみれば、ベストを40分更新してた!

復路スタートまでのタイムラグがなくなったのが、

私にとっては大きかったような気がする。

1回目:2014年 3月29日(土)~3月30日(日) 

 往路:(須磨浦→宝塚) 宝塚にてリタイア(大雨) 9時間55分

2回目:2014年10月25日(土)~10月26日(日)

 往路(宝塚→須磨浦)  9時間57分

 復路(須磨浦→宝塚) 10時間45分

 合計:20時間42分 完走

3回目:2015年3月28日(土)~3月29日(日)

 往路:9時間20分

 復路:10時間34分

 合計::19時間54分 完走

4回目:2015年10月17日(土)~10月18日(日)

 往路(宝塚→須磨浦)  9時間55分

 復路(須磨浦→宝塚) 10時間40分

 合計:20時間35分 完走

午後8時すぎには須磨浦公園へ。

天気は、翌日から崩れる予報。

新しく購入した、ノースフェイスのレインウエア(ベンチャージャケット)を使用。

ウインドブレーカーのような薄さで、

ファスナー付のポケットが両側についているのが便利だった。


寒暖差が激しいので、

キャプリーンの4番にこのジャケット、

下はファイントラックのドラウトセンサータイツ。

基本は暖かめにしておいて、

暑くなったら袖をまくる・首のジップを下げる・タイツのすそをまくる

で対応。

脱いだり着たりの手間がなかったので、

割といい選択だった。

手袋は、ミズノのブレスサーモのものをこの冬新調。

汗でぬれてもすぐ乾くし、高いだけのことはある!

ハンドライトを持つのも、素手だとキンキンに冷えるので、

やはり手袋は必須。

午後9時、須磨浦公園スタート!

序盤の上りはやっぱりキツく、すぐに汗だく。

なんだか妙に息があがるし、キツい。

当日の朝から生理で、そのせいもあるのか?

しかも、鎮痛剤を薬袋ごと忘れるという痛恨のミス。

ロキソニンがないと思うと、

ますますお腹やら頭やら痛くなってくる。

最近、足が痛くてロキソニンを飲む、

ということがなくなっていたので、

すっかり油断していた。

しばらくガマンしてから、

最近歯医者に行っていたりゅうちゃんに、

もしやと思って「ロキソニン持ってない?」と聞くと、

なんと胃薬とセットで処方されたのを持っていた!!

ありがたく飲ませてもらうと、しばらくして回復。

走るときには、常備薬セットは必ず持たないと、という教訓。

毎回エイドを楽しみに進んでいるけど、

今回のはさらにパワーアップ!!

「なるほど~、こういう行動食もいいね」と、

大いに参考になった。

そして、スタート会場や、

走っている最中もたくさん声かけていただいて、

励みになりました、ありがとうございます!!

0:02 菊水山(前回 0:15)

今まで何度もした六甲全縦だけど、

今回の菊水山は、一番しんどかったかも・・・。

調子悪くても、長い距離走ってたら、どこかでまた復活するかも。

だましだまし走ろう。

0:46 鍋蓋山(前回 1:00)

鍋蓋山への登りは結構好きなんだけど、

ここでも後方から抜かれまくり。

しんどい~~、しんどすぎる~~!!

「最後尾になったのでは?」と思うぐらい、

道を譲りながら進んだ・・・。

2:25 摩耶山(前回 2:34)

カレー、相変わらず美味しい!!

ハンバーガーがラスト数個のようで、

りゅうちゃんと1個を分け合って食べる。

焼きたてのバンズと肉汁が、最高!!

4:30 宝塚の分岐(前回 4:44)

復路のランナーとすれ違いはじめる。

体調が、徐々に回復してきたのがありがたい。

6:08 塩尾寺下広場(前回 6:13)

すぐに折り返すとわかっていても、往路ゴールがやけに嬉しい。

何時になってもいいから、須磨浦公園をめざそう!!

14分間休憩後、6:22に復路スタート。

8:34 宝塚の分岐(復路2時間12分経過)

めっちゃバテた(笑)。

でも、キャノンボールはランナーやエイドの人たちとのやりとりが、

妙に楽しい。

しんどいながらも、途中でやめようという気持ちには全然ならなかった。

10:23 摩耶山(復路4時間経過)

ここの豪華エイドも嬉しかった~~!!

具沢山のトン汁、よく冷えたビールなどなど。

美味しいからとグビグビ飲んでいたら、少々酔っ払う(笑)。

12:08 鍋蓋山(復路5時間45分経過)

そろそろ、いつスピードの団体に追い抜かれるのか気になり始める。

ここまでも抜かれながら進んでいるけど、

スピードの参加人数はまだまだこんなものではないはず。

ただでさえ下りを走るのが遅いのに、

大集団に道を譲りながらでは、いつゴールできるやら。

そんな思いもあり、鍋蓋山すぎたあたりから、休憩時間を惜しみ、

前へ進む。

12:50 菊水山(復路6時間27分経過)

疲れてくると、ありえないようなところでコースロストするので、

慎重に。

「あれっ、今、どこから出てきた?」

みたいなところからショートカットしてくるランナーをうらやましく思いながらも、

知っているルートでひたすすむ。

このあたりから左ハムが痛みはじめる。

14:23 高取山(復路8時間経過)

須磨浦からくるとあっという間なのに、

宝塚からくると、この高取山ののぼりが、

やたらと堪える!!

15:19 須磨アルプス(復路8時間54分経過)

ハムが痛い!!

断続的にやってくる痛みに、不安になりはじめる。

ここまできたら今さらあとにも引けないので、

ひたすら耐える。

いざとなったら追加でロキソニンを飲もうと思いつつ、

結局飲まずに耐えた。

16:29 須磨浦公園(復路10時間7分)

かなり日がたってから、

思い出しながらの記事になってしまった!!

夜の山は目が見えにくいし、

相当しんどいといえばしんどいんだけど。

やっぱりキャノンボールは楽しい!!

2015年12月10日 (木)

熊野古道トレイルランニングレース 50kmの部 完走記

2015年11月29日(日)、
熊野古道トレイルランニングレース に参加してきた。

9時間40分20秒 完走(制限時間10時間)

女子39人中31人完走、22位(完走率85.2%)

という結果に。

コース↓

Cut2015_1202_1443_08

高低差↓

Cut2015_1202_1443_22

去年はこの大会、序盤に渋滞があって、約1時間立ち往生、

制限時間が厳しかったこともあり、

完走率30%程度だったらしい。

誘われてエントリーしたものの、

「ほんまに完走できるんかいな」という気がして仕方なかった(笑)。

実際に参加してみると、

噂の渋滞箇所はコースの終盤にくるよう調整してあり、

ロープは1本だったところが2本に改善されていた模様。

制限時間も、9時間から10時間に延長されていた。

去年なら確実に完走できていなかったけど、

今年参加のおかげで、どうにか完走することができた。

ちなみに、「50㎞コース」となっているけど、よくよく高低差の図を見ると・・・、

51.2㎞となっている。

(手元計測では、52㎞少々あったような・・・)

約50㎞で、獲得標高は3000m。

「六甲全縦ぐらいのボリュームかな」と思っていたけど、

時間へのプレッシャーや道になれていないこともあり、

六甲の5割り増しキツく感じた。


6:00 B&G海洋センタースタート!

Pb290687

スタート地点まで車で移動中、気温計は8℃をさしていた。

実際にスタート位置まで行ってみると、それより気温は低く感じた。

レース中は暑くなると予想していたものの、

上着を脱いで荷物預けに行くのをためらうレベル。

走り始めは、手袋がないと手が凍えそうになるくらい。

【~10km地点】

10km

スタートから2.5kmは、

比較的平坦な舗装路。

前方のランナーは、あっという間に姿が見えなくなっていく。

林道へ入る手前では、

「林道への入り口は狭いの

で、この先渋滞が予想されます!」

とスタッフの方に声をかけられたけど、

ほぼ最後尾だったので渋滞なし(笑)。

2-3人に道を譲ってもらい、先を急いだ。

舗装路は街灯があるのでライトなしでも可、

林道は薄暗いので、やはり必要。

(日の出は6:41)

登り基調で暑くなってきたので、走りはじめに着ていたベストは、

林道で脱いだ。

はじめは寒くてもできるだけ薄着でスタート、

ライトと手袋はすぐに出したりしまったりできる位置へ、

がポイントだろうか。

林道をでると、こんな風景が↓

Dsc_0185

千枚田と雲海、朝焼けのコントラストが、なんとも美しい!!

思わず歓声を上げてしまう。

今日1日がいい日になりますように、と、手を合わせる。

ここから、どんどん標高をかせいでいく。

ほぼ最後尾だけど、後ろに続くランナーの姿もちらほら↓

Dsc_0187

舗装路とトレイルをいったりきたり。

 

Dsc_0189

テープをたくさんつけてくれているので、

もしもしばらくテープが見えなくなるようなら、コースロストが疑われる。

速い人たちの中の数名は、薄暗い中トレイルに進んだので、

集団ロストしていたようだ。

【~20km】

20km

7:29 10.5km地点 第一関門 赤木城跡エイド(8:30閉鎖)

Cut2015_1209_1339_22

レッドブルの、立派なゲート!

ここには茶粥が用意されていたようだけど、

残念ながら、ありつけなかった。

レッドブルと飴玉で空腹を癒し、トイレをすませて再スタート。

第一関門を過ぎると、ツエノ峰へ向け、急な上りが始まる。

Dsc_0193

腰に手を当てたくなるぐらいの急登の連続!

Dsc_0199

Dsc_0201

「のんびり食べたり飲んだりする時間的余裕はないだろうな」

と思い、ジェル系の補給食ばかり積んでいたけど、

お腹がすいて、仕方がない!!

天気がよくて気温も適度ということもあり、

無性に米粒が食べたい。

いなりとか、おにぎりとか、いや、むしろカツ丼とか(笑)。

走れない急な上り坂も多かったので、

おにぎりぐらいほおばりながら歩けたな、と、少々後悔。

エイドはバナナとみかんが中心なので、

お腹がすくタイプの人は、自分で食料を積んでおくのは必須!!

下りはフカフカのトレイル(約3km)、景色もいいし、

実に気持ちがいい!!

和尚さん・りゅうちゃん・私の3人で進んでいたけど、

和尚さんはよほど気持ちよかったらしく、

何人も抜いて姿が見えなくなった(笑)。

【~30km】

30km

Dsc_0202

ここの舗装路も、絶景!!

約3km、舗装路をひた走る。

気持ちがいいのだが、ここでできるだけ時間を稼いでおきたい気持ちも。

というのも、次の第二関門が11:00ギリギリだと、

完走が厳しい、という事前情報があったから。

大会のFBより↓

「50Kの方ですが、板屋交差点で関門を設置しています。
スタートから5時間後の午前11時に関門閉鎖します。

つまり、ここまでのコースを5時間で戻って来てください。
ただ、5時間ぎりぎりだと完走は難しいんじゃないかなと言うのが、

地元ランナーの意見です。

30分は余裕を持ってもらいたいと思います。」

ん?つまり、第二関門を10:30に通過するのがひとつの完走の目安ということ??

結構微妙な気がするけど、どうなることやら・・・。

舗装路が終わると、名物(?)、河原ラン!!

 

Dsc_0204

なんとこの石ごろごろの河原道が、延々800mも続く。

これもトレイルランということだろうか(笑)。

この河原で時刻はすでに9:50。

まもなく25.5kmの小川口エイドにたどりつく、という地点。

第二関門(29.1km地点)までの3.6kmは、

またアップダウンがあり、

10:30までに着くのは限りなく厳しい予感・・・。

「ま、ダメならダメで仕方ない、ギリギリでもいいから、
第二関門は絶対通過しよう!」

と、若干あきらめモード区間。

9:56 25.5km 小川口エイド

Cut2015_1209_1559_50

ここでは、お味噌汁やミカン、バナナがいただけた。

しかし、やっぱりお腹がすいて仕方ない。

・・・あれ??ここって、なんか見覚えある??

と思ったら。

なんと、夜明け前に自家用車を預けた駐車場と、同じ場所だった。

「これはラッキー!」とばかりにライトと上着を車に置きなおし、

車の中においてあったフランスパンにかじりついた。

「しまった~、こんなことなら、もっと車に食料をおいておけばよかった!」

とも思ったけど、正しい駐車場の使い方ではないだろうから、

たまたまラッキーだった、ということで・・・。

10:47 第二関門 29.1km地点 板屋交差点

Dsc_0205

「え?ここが関門なの??」といいたくなるぐらい、普通の交差点。

特に電光掲示板のようなものもなかった。

制限時間まで13分あるものの、

目標10:30通過には17分足らず。

ここで、関門に間に合いながらも、リタイアしている人もいたようだ。

・・・限りなく微妙・・・。

いやいや、まだレース開始から4時間47分しかたっていない。

しかもまだ午前中、余力ありあり。

はっきりと関門アウト宣告されるまでは、進み続ける!!

ちなみに、大会のFBでは↓

「30Kの全コースで言えば、

総距離 29.4キロ 累積標高1,500メートルくらいです。

目安のタイムとして、あなたのフルマラソンの記録より

ちょっとだけ遅くゴールできる感じでしょうか?

当然個人差はありますがw」

フルのベストは3時間44分なんだけど、1時間以上遅いし・・・。

あかんわ~~、トレイルへの劣等感、感じるわ~~!!

ハラヘリもそろそろ限界近いな、

と思っていたら、りゅうちゃんが、この第二関門手前にあった自販機で、

缶入りのおしることオレンジジュースを買って追いかけてきた。

このつぶつぶ感&噛んでる感じが、めっちゃ美味しかった!!

やっぱり食べ物は元気がでるし、気分が変わる。

せっかくこんなにいいところを走っているんだもの、

楽しみながら、頑張るのだ!!

【~40km】

40km

さて、いよいよ最後の20km。

大会FBより↓

「累積標高でいうと、今までの30キロで1500メートル

ここからは、20キロで同じ1500メートル積み重ねることになります。

最初は、一族山(いちぞくやま)の急登、渡渉、

桧尾尾根(ひのきおおね)の急勾配の登りと下りの繰り返し、

極めつけは岩壁くだり。

地蔵峠からの筏師の道もけっして楽な道ではありません。

楽な箇所はないかもですね^^;;

50Kの最難関ポイントがすべてC3(板屋交差点)からC4(矢ノ川小エイド)までの間に詰まっています。

ただ、ここには30Kまででは味わえない美しい絶景もあります。」

Dsc_0207

「おぉ、これが一族山の登りか~~!!」。

11:10、一族山へのトレイルに入る。

確かにキツいけど、山歩き好きのわがホラポスチームは、

このあたりでようやく最後尾から脱出し始めた。

速そうなトレイルランナーでも、急な上り坂は苦手だったりするのね。

和尚さん・りゅうちゃんと一緒に、何人かパスしていく。

11:56 立ち止まって絶景を楽しんだり↓

Dsc_0209

苔むしてて、妖精がでてきそうなぐらい神秘的な山だと思った。

12:42 36.5km 布引の滝エイド

Cut2015_1210_1413_14

Cut2015_1210_2047_50

なんとなんと、ここでめはり寿司がいただけた!!

もう、相当美味しかった・・・。

ウエットティッシュの心遣いも、嬉しかった。

ここから滝へ向けて少しだけ往復するのだが、

もどったらもう売り切れていて、なかった。

危ないところだった・・・。

舗装路の上りも、できるだけ走る。

抜きつ抜かれつしている男性から、

「よく走りますね~!」とほめられた(嬉)。

そう、もしかしたら間に合うかもしれない。

となると、頑張れるところでは頑張らねば!!

Dsc_0218

下りは下りで、勾配が半端ない!!

Img_20151129_171951

そしてうわさの(?)岸壁下り。

Img_20151129_172020

去年はこれが1本だったそうだ。

滑る下りトレイルは大の苦手だけど、

こういう岩関係は、割と好きだったりする。

大人のアスレチックな感覚で、ワクワクする。

スタッフの方も配置されていて、

大きなトラブルもなく無事通過。

この先、足元ばかり見て走っていたら、

集団ロストしたらしき足跡に導かれ、初めてのロスト。

わずか5分程度だったけど、やはりテープを意識して、

視野を広く持たねば。

こんな川を何度か渡ったりもする↓

Cut2015_1210_2101_28

一族山の下りで3回ぐらいしりもちをつき、

手の平も足元も、すでにドロドロ状態。

私が下りがヘタなのもあるけど、

周りの人も、随分コケていたようだ。

ゼッケンの裏に計測チップがついているのだが、

誰かが途中で落としたらしく。

スタッフの人が「落としてませんか?」と、

声をかけながら走っておられた。

【~50km】

50km

14:31 43.2km地点 矢ノ川小エイド(第三関門15:00)

やった、関門29分前通過!!

写真撮り忘れたけど、ここには、サンドイッチがあった!!

あたたかいココアが、身体に染み渡る。

ここで、残り6kmとばかり思っていたら、

なんと8km少々あると聞かされ、ショックを受ける。

だって・・・、この後ってまだ山が一つ残ってて・・・、

2km違うとかなり精神的ダメージが・・・。

ここまで来て、完走できないのか!?

もっとゆっくり飲んだり食べたりしたかったけど、

その数分が命とり(?)になるかもしれない。

トイレ込みで4分程度休憩して、すぐ再出発。

ここから先の「熊野古道通り峠」への上りは、

かなり無口に。

「一体いつ終わるんだ、この上りは・・・。

相変わらず勾配きついし・・・。

こんなペースで間に合うのか??」と、かなり不安。

すると。嬉しい誤算。

思いがけず、あっさり終わった。

ラスト5kmは、朝きた道を逆に引き返すのみ。

今大会、コースが変更になってから初めての開催という事もあり、

事前情報があまりなく。

後方部隊我々の近くを走っているランナーたちは、

皆「ほんとにこのペースでも間に合うの~!?」という不安が、

少なからずあったようだ。

「あとは舗装路で、下りばかりだよ!」とスタッフに声をかけてもらった時点で、

ようやく完走を確信。

いける、林道もあったけど、

走りにくい路面ではなかったはず!!

「やったーーーー、嬉しーーーい!!!」

と、思わず絶叫。

しんどい時には、

「立山登山マラニックの舗装路上りの方がしんどかった、まだまだ走れる」

「眠くないだけ萩往還よりマシだ、いけるいける」

「泣いても笑っても10時間で終わり、キャノンボールよりラクだ」

などと、色んな過去の大会を思いだしていた。

楽しみながらも苦しみ、もがき、充実した数時間だった・・・。

50kmトレイルといえど、のんびりマラニックというわけにはいかず、

「フルマラソンより少しだけ弱めの強度」

「いつものウルトラ100kmより、3割増しきつめの強度」

ぐらいを平均的に心掛けていれば、10時間内完走できるのではないか、

というのが今回の印象。

若い男の子を林道手前で追い抜くとき、

「やりましたね、嬉しいですね!!」と声をかけたら、

「めっちゃ嬉しいっすね~~!!」と、満面の笑顔で答えてくれた。

だよね、嬉しいよね。

もう、周りを走っているすべてのランナーと喜びを分かち合いたい気分。

足がパンパンだけど、周りの女性ランナー数名も、頑張っている。

負けてられない。

最後まで、全力で走り抜けるよ!!

そしてそして、

15:40、感動のゴール!!

Cut2015_1210_2129_40

何度もあきらめかけたけど、頑張ってよかった!!

今回経験したことを糧に、

山を歩いたり走ったりすることを、

もっともっと楽しめたらいいな、と思う。

楽しい思い出を、ありがとうございました!!

 

2015年10月22日 (木)

第13回 キャノンボールラン(BUDY)完走記

2015年10月17日(土)午後9時~10月18日(日)午後7時

第13回 キャノンボールラン

けんこう堂

往路(宝塚→須磨浦)  9時間55分(去年より2分短縮)

 

復路(須磨浦→宝塚) 10時間40分(去年より5分短縮)

 

合計:20時間35分 完走

前回、前の方からスタートしたら、

ペースが自分には速すぎて・・・。

おまけに前の人についてロストしてしまった教訓をいかし、

今回は、後方スタートしようと決めていた。

キャノンボールで2回、仲間内で1回、

計3回六甲往復したことがあるものの、

今回はやたら自信がなかった。

しんどさを知っているだけに・・・、果たして、耐えられるのか!?

21:00 宝塚(塩尾寺下広場)スタート

Dsc_4148

22:53 「宝塚まで12km」看板地点(13分遅れ)

去年は、トレイル内で10分ほどロストして、22:40着。

今回は、それより13分遅れ。

後方スタート作戦は、成功だったのではないかと思う。

「あら、かなりゆっくりなのね」とジリジリする場面もあったけど、

息があがることもなく、体力的に余裕を持って車道に到着することができた。

どこに位置するかによって、全く違った大会のように感じるから不思議だ。

色んな走力のランナーが集っているのが、よくわかる。

まだまだ序盤戦、マイペースで頑張るぞ!!

23:03 一軒茶屋

23:20 極楽茶屋

23:27 ガーデンテラス(9分遅れ)

0:24 摩耶山(4分遅れ)

(11分休憩・0:35出発)

A0036424_10250746

前回から、セルフで好きなだけご飯とカレーを入れるように変更になった模様。

後方スタートでのんびり来たので、

果たしてカレーが残っているかどうかかなり不安だったけど・・・、

たっぷりあった(嬉)!!

ここのカレーは絶品、冷えた水もやたらと美味しい!!

前回・前々回のYouTubeを見てくださった方が多数いたようで、レース中、

「握手してください!」

「参考にさせてもらいました」

「本物に会えた!」

「顔が見えなくても声ですぐわかった」

「今回のYouTubeも楽しみにしてるよ、頑張って!」

と、たくさんの方に声をかけていただきました。

どうもありがとうございました!!

たくさんの笑顔に、元気をいただきました。

1:28 桜茶屋

1:45 大龍寺(8分遅れ)

Dsc_4150

去年も、大龍寺手前に等身大パネルがあって驚いたけど、

今年の吊るしガイコツも結構ウケた(笑)。

眼が赤く光ってるところも凝ってる!!

そして、大龍寺豪華エイド!!

Cut2015_1025_2015_45

今回は、おにぎり・鶏のから揚げ・豚汁・焼きマシュマロ。

あたたかいもてなしの雰囲気に、ほんと癒される。

速そうな人ばかりの大会で、

当初は「かなり場違いなところにきてしまった」と思っていたけど。

(今でも少し思うが・・・)

自分が遅いときは道を譲ったり、

逆に追い越すときは、危なくないようスピードを落として声をかけたり。

そういう、基本的なマナーを守って楽しめば、

それで十分なのではないかと。

制限時間ギリギリゴールがやっとの走力だけど、

やっぱり今回も出させてもらえてよかったな、と思う。

2:16 鍋蓋山(8分遅れ)

ここからの下りがもう、滑りまくり。

雨が降らなくて本当によかったのだが、

数日前から乾燥していたようで、足元の砂が、半端なく滑る。

恐る恐る進んでいたけど、2回ほど転倒。

幸い、左の手の平をすりむいて、少々出血した程度ですんだ。

ただ、1度ならず2度までも、という思いが。

おまけに2度目はわき腹を強打(しばらくしたら痛みはおさまった)、

我ながらビビってしまって・・・。

精神的な疲労も手伝ってか、

前回はなんてことなかった菊水山への上りが、やたらと堪えた。

2:56 菊水山(2分遅れ)

(10分休憩・3:06出発)

ヘッドライトの光量が落ちてきていたので、ここで交換。

かなりの疲労感。

でも、疲労感には波がある。

「こんな序盤でこんなにしんどくて、大丈夫か!?」

などとは、決して思わないように!!

うまく受け流して、好調の波がくるのを待つべし!!

5:29 馬ノ背(17分リード)

Dsc_4157

素晴らしい朝焼け!!

去年は、鵯越駅近辺と、馬ノ背手前でコースロストしていたので、

ここで17分貯金ができた。

今回も何度か間違いそうになったけど、

後ろから「そっちじゃないぞ!」と声をかけていただいて、助かった。

A0036424_10395585

朝日の差し込むトレイルを抜ければ、往路ゴールまであと少し!!

あまり早く須磨浦公園に到着しても冷えるだけだろうと、

ここからは少々のんびりペースで。

このあたりですれ違った、一般登山の長身男性にあいさつしたら、

何の前触れもなく、

「10時間か・・・」とつぶやかれた(笑)。

6:55 須磨浦公園(2分リード)

去年とほぼ同じタイムで到着。

エイドでたくさん食べ物をいただいたので、

積んできた菓子パン類はほとんど手付かず。

自販機で温かい缶コーヒーを購入し、菓子パンで腹ごしらえ。

横になり、スタートまで少々仮眠。

8:00 復路スタート

A0036424_10435880

往路同様、後方スタート。

暑くなりそうな予感があったので、着替えようか迷ったのだが、

ギリギリまで仮眠していたこともあり、

「ま、いっか」と、往路のままのロングタイツと長袖シャツでスタート。

・・・激しく後悔!!!

周囲にも、ロングタイツ姿の人は結構いたけど、

みんな大丈夫だったんだろうか??

Dsc_4160

直射日光が激しすぎて、クラクラしてくる。

去年もこんな感じだったのに、なんて学習力がないんだ・・・。

ただ、今回は、ロングタイツを脱いでも大丈夫な丈のショーパンをはいてきた!!

ノースリーブの着替えも積んでいる!!

あとは、早くどこかに隠れて着替えたい・・・、

が、人が多すぎて着替えられない!!

ピーコック、車道を越えてからの急階段の上りでは、

尋常ではないぐらいの汗をかいた。

もう、妙法寺のローソンまで耐えるしかない。

9:52 妙法寺ローソン(3分リード)

(8分休憩・10:00出発)

後方スタートで大渋滞だったため、

去年よりかなり遅れたかと思ったけど、

ここまでの所要時間は大差なかった。

やっとの思いでトイレに駆け込み、タイツを脱ぐ。

ノースリーブも、快適!!

オレンジジュースも一気飲みし、

ここからなんとか復調していきたい!!

去年はここから先もロングタイツ・半袖Tシャツ、

蒸れまくりの帽子着用でバテていたので、

それよりはかなりマシのはず。

おまけに去年はゴアテックスのシューズを履いていたので、

足も蒸れて暑かった。

今回は、トラブコ。

風通しがいい分、足元の暑さも若干マシな気がする。

そして、去年は鵯越駅の自販機が売り切れ続出だったため、

早めに水分調達。

1.5L程度積んで重かったけど、

「この暑いのに、水がなくなったらどうしよう」という精神的負担からは解放された。

10:32 高取山

11:30 菊水山手前AD(9分リード)

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ぶどうと、冷えたお水が最高!!

エイドスタッフは、天使のように見える(笑)。

ここから先の菊水山の上りが、暑さの正念場。

まだ先は長いので、走れるところは走りつつ、

バテないようにじっくり上らねば!!

暑さで、胃腸も案の定やられてきた。

ここで活躍してくれたのがこちら↓

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B'eat ハニーアクション

チームメイトのはちみつ屋さんが開発中の新製品。

発売前にもかかわらず、今回のキャノンボールに向けて、

試作品を分けていただいた!

村岡でもお世話になったけど、

胃腸の調子が芳しくないときに口にすると、絶大なる効果。

水を飲んでも吸収されず、ずっとチャポチャポいっているような時でも、

スッと染み込んでいくような感覚。

後味のよさと効果は保証済み!

どうもありがとうございました、

おかげで暑い中でも、ガス欠になることなく走れました!!

SPEEDの人に抜かれまくりながら、

じっくり菊水山を登っていく。

やっぱりローソンで着替えた分、去年より疲労度がマシな気がする。

反対に、相棒・りゅうちゃんは・・・、

去年は往路で脱いだロングタイツを、

今年は復路でも着用したままだったのが影響したのか、

かなりしんどそう。

顔色も悪いし、この暑いのに「鳥肌がたってきた」と言っている。

まずい、休憩したくても、休憩できるポイントがない・・・。

とりあえず上まで行こうと進んだものの、

上は、地域の家族行事でもあったのか、ファミリーだらけ。

腰を下ろせそうな日影は、

足の踏み場もないくらいレジャーシートで埋め尽くされていた。

菊水山 12:08(16分リード)

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ちらっとりゅうちゃんの顔を見たら、

「いいよ、下りだったらマシだと思うから、このまま休憩なしで進もう」と。

仕方ない。

ここから先、鍋蓋山の上りは日影が多くなるから、

なんとか回復してくれるといいのだが。

鍋蓋山 12:55(22分リード)

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ここの上りは、やっぱり涼しい。

りゅうちゃんの体調はいまひとつっぽいけど、

頑張ってもらうしかない。

鍋蓋山山頂で、腰を下ろして一休み。

菓子パン少々を口にして、下山開始。

下りトレイル。

いつもは快調に走れる下り坂も、疲労も第2ピークに達しかけているので、

スムーズに足が前に出ない。

SPEEDの二人連れが、

声もなくすれすれを駆け下りていった。

さらに、抜いた先では並んで楽しそうに話しながら歩いているので、

抜きなおさないといけない。

「どうせ抜かれるんだし、ついて歩こうか」と思いつつも、

自分のペースで行ける場所では行っておかないと、

全然体力的余裕がない。

後方の存在に気付いてもらえないので、仕方なく、

「すみません、先に行かせてもらっていいですか?」と声をかけ、

すすませてもらった。

自分自身も、最近は前より少しは山を速く走れるようになり、

前方の人を追い抜く場面もでてくるようになってきた。

やはり山はみんなが気持ちよく楽しめる場であってほしい。

一声かけて、危なくないよう、恐怖感を与えないよう、

先に行かせてもらうというマナーを大切にしたい。

色んな体調・体力・走力の人がいる。

後方の様子にも気を配り、皆が山を楽しめるよう、

出来る限りの心遣いはしていきたいと思う。

自分自身への教訓でもある。

さて、この区間で、以前菊水山でお会いしたことのある、

一般登山の男性に遭遇。

YouTubeをよくご覧いただいてるとのことで、

前回も、バッタリの遭遇を、相当喜んでくださっていた。

今回は、家族連れ。

もっとゆっくりお話したかったけど、

「さぁ、走って走って!」と促していただいたこともあり、

早々に走り去らせていただいた。

笑顔でのやりとりに、気持ちが明るくなった。

13:29 桜茶屋

(9分休憩・13:38出発)

14:47 摩耶山(7分リード)

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去年とほぼ同じタイムで到着。

以前はこの先を必死で走って18:45着だったから、

まだまだ気は抜けない。

ここのエイドでいただいたオニオンスープの、美味しかったこと!!

近所のスーパーを何軒かまわってみたが、

同じ商品は見つけられなかった(取り寄せ品?)。

(後日、ムービーをよく見直したら、おそらくこれ → 玉ねぎスープ )

この先はぐっと気温が下がった記憶があったので、

早めにトイレで長袖に着替えた。

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舗装路で、キャノンボール初挑戦という青年に、道をきかれる。

ガーデンテラスのところや、

カレー屋跡地に向かう分岐が迷いやすいと説明したいが・・・、

うまく説明できない。

まだ足が元気そうだったので、

私たちのペースにあわせて一緒に走るより、

先を行くランナーにどんどんついていったほうがいい、

と説明するが、なんだか気になる。

なんとか見える位置までついて走って、

間違いそうだったら声をかけよう、と思って走っているうちに、

去年は悲壮感満載で走っていたロードを、

いつの間にかいいペースで走りきることができていた(笑)。

16:50 宝塚まで12kmの看板(12分リード)

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やった、これでゴール制限時間まで、27分貯金がある計算!!

驚いたのが・・・、去年より10分早いだけで、

周囲のランナーの様子が全然違うということ。

頑張ればまだ制限時間に間に合うゾーンなので、

みんな一生懸命走ってる!!

去年は歩いている人ばかりで、走っている人はほんのわずかだったのに・・・。

滑らないように気をつけながらも、

出来る限り走っておかねばと、何人か抜いていく。

後ろを振り返ると、りゅうちゃんはかなり体調が悪そうだ。

ペースを落とす。

途中で暗くなってきたので、ライトを装着しようとするが、

りゅうちゃんのライトが見つからないらしい。

復路スタート前に、きちんと電池交換しているのも見ていたのだが・・・。

ナーバスになっているのが、手にとるようにわかる。

私のほうが先にバテて、

何かとフォローしてもらうという図式に慣れてしまっていた。

よし、今回は私がフォローするよ(といっても大したことはできない)!

充電満タンのハンドライトを渡して先に走ってもらい、

後ろからヘッドとハンド2個使いで追いかける。

18:24 塩尾寺(4分リード)

塩尾寺手前ぐらいからは少々渋滞していたけど、

もうムリに抜こうとはせず、ひたすら後をついて走った。

塩尾寺無事到着、2日間のお礼をいい、手を合わせる。

残りの舗装路は、2人してぶっとばした。

そして、去年より5分はやく、18:40ゴール!!

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ゴール写真もボランティアで撮ってくださっていて、

本当にありがとうございます。

たくさんの人に支えられながらの完走でした。

これからも、この素敵な草レースが、末永く親しまれますように!!

2015年3月30日 (月)

第12回 六甲縦走キャノンボールラン BUDDYの部 完走記

去年のリタイアから1年。

行ってきました、須磨浦~宝塚~須磨浦リベンジ!!

その名も、「第12回 六甲縦走キャノンボールラン」!!

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第12回 キャノンボールラン開催案内

2015年3月28日(土)21:00~3月29日(日)19:00

結果は、

往路:9時間20分20秒(3/28 21:00須磨浦~3/29 6:20塩尾寺広場)

 

復路:10時間34分00秒(3/29 8:06塩尾寺~3/29 18:40須磨浦)

 

トータル:19時間54分20秒

片道11時間以内という制限時間内に、

無事ゴールすることができました!!

天気予報は、土曜日は晴れ、日曜日は夕方まで降水確率80%。

また雨か・・・。

いや、そんなの関係ねぇ!

与えられた環境・コンディションで、全力を尽くすのみ!!

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ちょうど山陽電鉄主催の夜桜ライトアップイベントが行われている期間だったらしく、

スタート会場は明るい雰囲気に包まれていた。

須磨浦公園 夜桜ライトアップ

潮風がふきつけ、じっとしているとかなり寒さを感じる中、

ランパン&Tシャツ姿の、

いかにも速そうなトレイルランナー達・・・。

去年はじめて参加したときは相当あったアウェイ感も、

今回は3回目の参加ということもあり、ほとんどなかった。

実際、彼らの山での走りはすばらしく、

動物のようなフォームで、あっという間に姿が見えなくなる。

「あんな風になりたいな」と思って一定期間努力しても、

おそらく同じレベルにたどり着くことはないだろう。

持って生まれた素材も違えば、

生活の上での優先順位も違う。

努力できる行動範囲・時間も限られている。

だけど、憧れをもって、

「ああなりたい・こうなりたい、こういうことを実現したい」

とリアルに思い描いて行動を積み重ねていけば、

自分なりの最高点には到達できるはず。

比較して落ち込むのはナンセンス!!

憧れをもてる対象が間近にあり、姿を見ることができ、

リアルに想像することができる環境が、まず幸せ。

目標に向けた行動・努力の積み重ね。

小さな達成・成果の積み重ね。

弱さに打ち克ち、精一杯やりきれたという、

自分への信頼。

その後に見えてくる、以前は考えられもしなかった新しいビジョン。

そういうのが、走ることを通じて得られる、

たまらない魅力だと思う。

つい前置きが長くなってしまった・・・。

さて、夜桜に見送られ、

定刻通り須磨浦公園スタート!!

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ウエア選びは悩んだけど、

須磨浦スタートはしばらく急な上り坂続き。

すぐに暑くなって汗をかくだろうと、

ファイントラックの長袖インナーにキャプリーン2番(薄手Tシャツ)、

ポケット大きめのベスト、という組み合わせ。

(下はロングタイツにランパン)

手袋をつけたりはずしたり、

ハンドライトをもったりしまったり、

という動作が頻繁なので、

ファスナーつきの大き目ポケットがある、

という条件は外せない。

ウエア選びは一応成功だったような気がする。

手袋は、実は持って出るのを忘れてしまって、

駅前の100円ショップで急遽購入。

時期外れということもあり、

とんでもなくダサい柄しか残っていなかったけど、

あってよかった!!

寒く感じた時に手袋があるとないでは大違い。

山に行くときは、手袋を忘れずに!!

去年、「不要な外出は控えて下さい」レベルの大雨だったスタートに比べ、

今回は天候に恵まれたスタートということもあってか、

去年より出走者の数も多く、

参加者のレベルも幅広かったように感じた。

ゆっくり目のペースで、渋滞の中を少しずつ進んでいく。

あれだけ寒かったのに、やはりすぐ汗をかく。

22:03 須磨アルプス(1時間03分経過)

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大渋滞(笑)!!

去年は足場が濡れていて滑るし、全体のペースは速いし、

でかなり怖い思いをしたけど、今回は逆にラッキーだった。

余裕をもって通過。

23:46 菊水山手前のビールエイド(2時間46分経過)

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ビールと、おつまみのめざしをいただく。

ビールは、なんとビールサーバーからダイレクト(笑)!!

個包装の焼めざしがあるなんて初めて知ったが、

これがたまらなく美味しかった。

魚の旨味と塩分が、汗をかいた身体にしみわたる。

今度、山での行動食に、自分でも買ってみよう。

0:15 菊水山頂(3時間15分経過)

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ここの上りも、やっぱり渋滞・ゆっくりペース。

去年は周囲において行かれまいとゼーゼーハーハーいいながら上ったので、

あっけなく感じるほど楽に上れた。

1:00 鍋蓋山(4時間00分経過)

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元気ハツラツ、快調!!

2:34 摩耶山(5時間34分経過)

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10月にいただいたときにとても美味しく、

楽しみにしていたカレーエイド。

今回は、自分でご飯とカレーを入れるセルフスタイルだった。

危ないことに、ルーが残り少なかった・・・。

セルフスタイルなのでみんなもりもり食べたのか、

参加者自体が多かったのか??

後続の人も結構な人数がいたように思うけど、

おそらく彼らはカレーにありつけなかったのではないだろうか。

ちなみに、近くの場所で出されていた沖縄そばも好評だったらしく、

なくなっていてありつけなかった。

何万円も支払う大会と違い、

キャノンボールは3500円で110kmも走らせてもらえる、

全て善意のボランティアでできたエイドの草レース。

あてにしていた食糧がなかったからといって、

文句を言えたギリは全くない。

ゆっくりペースの我々は、エイドを頼らず、

多目に食糧をつんでおかなければ、と反省。

ここでカレーを食べていると、

「ユーチューブに出てる人ですよね?」と何人かに声をかけていただいた。

それから後も、10数名から声をかけていただいた記憶。

なんでそんなにたくさんの人が見てくれているんだろう、

と不思議に思っていたら、

ゴール地点でタイム申請した際に、理由が判明。

主催のけんこう堂さんの繁田さんが、

Twitterで3/27に、

2014年10月の完走動画を紹介してくださっていたようだ。

けんこう堂 繁田さんTwitter

笑顔で、

「動画よかったですよ!カッコよかったです!」

「一緒に写真とりましょう!」

と色んな人から声をかけていただいて、

とても元気づけられた。

どうもありがとうございます。

太いレポーターがポテポテ走ったりしゃべったりしている動画なのに恐縮です(笑)、

私が感じた、このレースの魅力が伝わったら嬉しいです。

カレーエイドは暖房がきいていてかなり暖かく、

出ると急に寒さを感じる。

小雨がぱらついたこともあり、

ベストを脱ぎ、レインウエアの上着を着用。

3:53 ガーデンテラスに行くまでのエイド

手作りのだし巻と、不思議な味のスープをいただいた。

車のなかをふと見ると、おびただしい数のだし巻が用意されているではないか!!

その量に驚き。

準備も相当大変だっただろうな、と、頭の下がる思い。

スープは、コンソメベースでありながら生姜が効いているような、

不思議な味。

かなり美味しかったので自分でも作ってみたいけど、

あの味にはできそうもない・・・。

ご馳走様でした。

4:03 ガーデンテラス(7時間3分経過)

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夜景を楽しみ、自販機で水分補給。

夜風が冷たい!

さあ、夜明けまであと少し!!

4:44 宝塚まで12kmの看板(7時間43分経過)

2013年の萩往還で知り合いになったチサルさんと同行。

終始色んなおしゃべりをしていたこともあり、

ここまであっという間についた印象。

山の下りが苦手といいつつ、

上りになると息もきらさずあっという間に追いつかれていて、

「さすがだな~」と尊敬。

3人での往路珍道中、とても楽しかったです、

ありがとうございました!!

そして、ここまでの車道にあった炭火焼ウインナーエイドで、

ユーチューブのことで声をかけていただきましたお二人、

ありがとうございました!!

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6:13 塩尾寺(9時間13分経過)

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どこも不調なく、体力にも余裕があるように感じる。

今年こそは、いけそう!!

復路の天候があまり崩れないように祈りつつ、

往路ゴールの広場に到着。

綺麗な朝焼けに、心洗われる。

6:20 往路ゴール(9時間20分20秒)

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再スタートまで1時間40分。

ラッキーなことに、雨はまだ降っていない。

雨宿りできる場所はほとんどない広場なので、

ここでもし雨なら、約3km先の宝塚駅まで行くしかない、

と思っていた。

ちなみにここの広場、この時期でも蚊がすごくたくさんいる!!

ここで長く休憩するなら、虫よけスプレーの類の用意が必須かと。

りゅうちゃんが虫よけウエットティッシュをもってくれていたので、

それで顔や髪の毛を拭くと、かなりマシになった。

周囲には、エマージェンシーシートにくるまれ、

再スタートに向けて体力回復をはかるランナーの姿が多数。

とりあえず手持ちの惣菜パンで腹ごしらえ。

濡れたTシャツ(キャプリーン2番)をモンベルウイックロンに着替え、

ヘッドライトとハンドライトの電池を交換。

間もなく雨がぱらつきはじめたので、雨がしのげるわずかなスペースに移動。

急に睡魔に襲われ、身体を横たえる。

ここまでは、なんの問題もなかったはずなのだが。

何十分か後、

「じゅんこ、ぐっさんが応援にきてくれたぞ!」とりゅうちゃんに起こされたものの、

身体がだるくて動けない。

あいさつしなくちゃ、と思いつつ、そのまま睡眠をむさぼる。

「スタート30分前やぞ、ふかちゃんも和尚もとおたんも、みんなそろってるぞ!」

と、再びりゅうちゃんに起こされる。

そうか、起きないと。

立ち上がるも、明らかに不調。しんどい。

どこがどうって、全身から疲労感が噴き出している。

ついさっきまで、あんなに元気だったのに!!

頭もうまく回転しない。

何かお腹にいれたら目も覚めるだろうと、

いただいたおにぎりとこぶ茶、栄養ドリンクを一気飲み。

しばらく動いてたらまた体調もマシになるだろう。

気合を入れなおし、みんなで復路スター前、記念撮影!!

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8:06 復路スタート

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急な階段を上り始める。

りゅうちゃんと和尚さんが先行、

その数人後ろを私とふかちゃん、

そのまた後ろにチサルさんととおたん、という順番だった記憶。

宝塚まで12kmの看板までのトレイルは、

塩尾寺前を通る比較的なだらかなルートと、

おそらく1kmぐらい短縮される、急な上り坂のルートがある。

先に行くりゅうちゃんは、急な上り坂のルートを選択したようだ。

あれ、なんか、胃が痛い・・・??

そう感じはじめてから悪化するまでが、かなりはやかった。

急坂をのぼっていると、耐えられないレベルに。

道幅が細くてなかなか離脱ポイントが見つからない。

「あ、チャンス!」という場所を発見。

ふかちゃんに、「ちょっと胃薬飲んでから行くから、先に行って!」

と声をかけ、少し高くなった場所に移動。

ガスター10を服用、横になる。

横になっているだけなのに、なぜだか呼吸も荒く、

ゼーハーいってしまっている自分がいる。

後続の人たちに、「大丈夫ですか!?」

と心配そうに声をかけられるも、

「大丈夫です、少し休めば・・・」と、力なく返事をするのが精一杯。

大丈夫かどうか自分でもわからないけど、そう期待する。

「あんなに絶好調で往路ゴールしたはずなのに、

頼むでほんまに」と、自分自身にも腹がたつ。

何分ぐらいそうしていたのかわからないが、

誰もこなくなり、最後尾になったのを確信。

なんとか立ち上がって歩けそうだったので、

少しずつまた急坂トレイルをのぼり始める。

少し先で、りゅうちゃんと和尚さんが待ってくれていた。

また足をひっぱってしまって、ほんとに申し訳ない。

和尚さんが私の荷物を自分のザックに移して軽くしてくれ、

りゅうちゃんはゆっくりなペースで進んでくれる。

りゅうちゃんがペースメイクしてくれて、

後ろには和尚さんがいてくれるという安心感で、

気持ちが少し軽くなった。

前後、かなりの人数にはさまれて、

自分にはキツいペースだったさっきまでとは、

気分的に雲泥の差だった。

「ゴールタイムは気にしなくていいから、体調がもどるようなら追い上げよう」

というりゅうちゃんの申し出に、甘える。

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車道に出るまでのトレイル区間は、

いつもの3倍は長く感じた・・・。

シャツをキャプリーンからウイックロンに変えたのも失敗だった。

仮眠をとるには渇いたシャツに着替えて正解だったけど、

スタート後は、気温に対してウイックロンは厚手すぎた。

雨が強くなっていたので上着の帽子をかぶると、

更に暑い。

とりあえずはやく車道にでて、ボーっと楽に走りたい・・・。

意味なく息もあがる。

頼む、はやく回復してくれ。

こんなところでは終われないんだよーー!!

10:19 宝塚まで12kmの看板(2時間14分経過)

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やっとここまで戻ってこれた。

数時間前にここを通過したときは、

まさか復路、こんな状態になっているとは、思いもよらなかった・・・。

前回10月のキャノンボールのとき、

この区間の所要時間は1時間40分なので、

34分ほど余分にかかっている計算。

でも、少しマシになってきた。

途中、ウイックロンはぬぎ、濡れたキャプリーンに着替えなおした。

これもなんだかプラスにはたらいた気がする。

10:35 一軒茶屋(2時間29分経過)

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車道をポテポテ走っていると、

胃が、少しずつ楽になってきた。

一軒茶屋前のエイドに、おにぎりとパイナップルが。

おにぎりはまだムリそうなので、パイナップルを数切れいただく。

たまらない美味しさだった。

11:04 ガーデンテラス(2時間58分経過)

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雨は時折強く降るも、さほど影響はない。

体調が戻ってくるのを実感し、気力もわいてくる。

12:08 摩耶山(4時間2分経過)

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摩耶山頂の少し手前に、お味噌汁とホットドックをふるまってくださったエイドが。

10月の時もこの地点でのお味噌汁に、かなり救われた。

あたたかいお味噌汁が染み渡って、元気になった。

そして、ここで先行していたふかちゃん・チサルさん・とおたんと合流!!

6人旅がスタート!!

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13:09 桜茶屋(5時間3分経過)

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トイレ休憩。

「制限時間内にゴールしたいな、できるかな」とふかちゃん。

あ・・・、しまった。

みんなと合流できた安心感と、

体調がもちなおしてゴールまで行けそうなだけでも十分、

という考えがあって、

いつの間にか制限時間内にゴールするという意識がとんでいた。

そうか、そうだよね。

スピードの部初参戦のふかちゃん。

数か月前に須磨浦~宝塚の全縦を初体験、

宝塚~須磨浦は、今回が初めて。

初めてのトレイルの大会、

どうせ完走するなら時間内完走をめざしたくて当たり前。

頭使って、ペースも意識しないと。

りゅうちゃんに「なんとか時間内にみんなで完走したい」と声をかけ、

先に進む。

13:25 大龍寺(5時間19分経過)

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ここのエイドはもう・・・、すべてが美味しかった!!

山盛りのおそばも最高!!

はちみつレモンも最高!!

手作りグラノーラもやめられない!!

ついつい長居してしまう。

ここで前回の所要時間を確認。

前回10月は、夜間、

ここから約5時間20分で須磨浦公園に到着している。

10分程休憩したので、

単純計算すると、今回は18:55着予定。

ギリギリやん!!

しかも前回は夜間走といえど往路のタイムで体力にも余裕があったし、

とても時間的に余裕があるとはいえない。

どこかの区間で貯金をつくりたい。

13:58 鍋蓋山(5時間52分経過)

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温かいお味噌汁をふるまってくださったエイドを過ぎ、

のぼりで少しだけペースアップして鍋蓋山到着。

ユーチューブ用の撮影もそこそこに、早々に出発。

下りで稼ごうとするとケガの元。

となれば、この後の菊水までの上りで稼いで、

気分的に楽になってから須磨アルプスにむかうのがベストではないかと思えてきた。

トップにたって、ぐいぐい進む。

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14:32 菊水山(6時間26分経過)

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前回は、ここから4時間3分で須磨浦公園の実績。

(しかも前回は馬の背手前でロストもしている)

ゴール予想タイムは18:35に。

25分の貯金ができた!

制限時間内ゴールを目指すなら、

試走して区間ごとの所要時間をメモしておくのもいいかもしれない。

目途がたって、気分的にも楽になる。

結構なハイペースだったにも関わらず、

みんな無言でついてきてくれて、嬉しかった。

さあ、あとは高取山と須磨アルプスをやっつけて、

みんなで時間内ゴールを目指そう!!

15:13 鵯越駅(7時間7分経過)

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菊水山下りあたりで雨も上がって、日が差してきた。

少しペースをあげたこともあり、のどが渇く。

鵯越駅前の自販機で、グレープフルーツ100%の缶ジュース購入、一気飲み。

行動用に、水500mlを追加購入。

ここからは3時間37分実績だから、到着予想は18:50・・・、

ってあれ??前回この区間、速く走ってたんだ!!

やっぱりあんまり余裕かましてられないな。

そして、この後、まさかのロスト。

間違いやすいから気を付けようと神経をはっていたにも関わらず、

手元の時計の合計所要時間を見ようとしていて。

切り替えがわからず何度もちら見して坂道をかけくだっていたら、

見慣れない生協が。

あれ??こんな生協があったら、いつも何か買い食いしてるはず。

しまった、先頭きってロストしてしまった!!

距離的には大したことなかったように思うけど、

数分単位で節約しようとしていたから、精神的ダメージが大きかった。

しかも、この数分後にまたやってしまう。

今度は、後続の人が「そっちじゃないですよ!」と声をかけてくださった。

この声をかけてくれた男性、二人のお子さん連れ。

小学生の男の子と女の子。

菊水山下り付近から、抜きつ抜かれつしてきた。

もう、焦らずこの人たちについて行きたい気マンマン。

父:「あーあ、高取めんどくさいな!」

女の子:「これから上るのに、そんなん言うのやめてよね!」

などというやりとりを聞いていると、心が和む。

すごいな、こんなに小さいのに。

負けてられないな。

過ぎたことを悔やんでないで、ここからまた頑張ろう!!

16:01 高取山(8時間55分経過)

ゴールまでの所要時間2時間31分実績、予想は18:32。

この長かった旅もあと3時間以内には決着がつく!!

やるぞ~~、行ってやるぞ~~!!!

といってもそんなストイックだったわけでもなく、

テーマ:EXILEで遊んだりもしている(笑)↓

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17:11 馬の背(10時間5分経過)

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一人で黙々と500m周回を走ることから始めたけど、

励ましあったり、頑張る姿に触発されたり。

ちょっとした気遣いに心があったかくなったり、

笑顔をかわしあったり。

自分とは違う感受性に、ハッとさせられたり。

一人でも走るという行為はできるけど、

一緒に走れる仲間がいるというのはかけがえがないなと、

今回ほんとうに実感。

「スミレが綺麗に咲いてるね~」というふかちゃん、

「こういうことに癒されないと進めないよね(笑)!」と言っているけど、

それは素晴らしいこと。

タイムばかり気にして神経すり減らしてたら、

キャノンボールの意味がない!!

私もしんどそうにしていると、ほかのキャノンボール参加者の方から、

何度か「楽しんで!」と声をかけられた。

そうだよ、色んなものを見て感じて、楽しまないと!!

ここまで来れたことに喜び、楽しそうに写真撮影する仲間の姿に、

心が和んだ。

私も MY BUDDYと一緒に!!

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(和尚さん撮影)

自分一人の力では、絶対来れなかった。

ここまで一緒に走ってくれたみんなに、本当に感謝。

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18:18 旗振山(10時間12分経過)

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ここまでくれば!!もう制限時間は大丈夫!!

やっとここまで帰ってこれた・・・。

しかも、ライトも使わずにすみそう。

太もも前側が、すでに筋肉痛で悲鳴をあげているけど、

それもまた嬉しい痛み。

段々と日が落ちてきて、

須磨浦公園駅までは、まるでゴールまでの光のゲートをくぐっているよう。

(階段が近道だけど、あえてなだらかな坂道で)

両側に配置された灯篭に、祝福されているような・・・。

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ライトアップって、普段「へー、キレイだね!」

ぐらいの感覚で眺めてるけど、

今回は頑張った自分をたたえてくれてるような気が勝手にして(笑)、

妙に染み渡った。

そして、全員そろって無事ゴール!!

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挑戦の場を与えてくださったキャノンボール大会に、感謝!!

エイドの方々、元気をわけてくださった参加者の方々、

同行のみんな、本当にありがとうございました!!

2014年10月28日 (火)

第11回 キャノンボールラン(POWER)完走記

2014年10月25日(土)午後9時~10月26日(日)午後7時

第11回 キャノンボールラン(POWER 111kmの部)

http://www.go-kenkoudou.com/news/event/cat/

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往路(宝塚→須磨浦)  9時間57分

復路(須磨浦→宝塚) 10時間45分

合計:20時間42分 完走

(リミットは、11時間x往復の22時間)

4月に、往路だけでリタイアした時の記事

 ↓

10th キャノンボール往路完走・復路リタイア記

自分の不甲斐なさに、涙した4月のリタイア。

体力も回復しきっていないその翌週、

「時間がかかってもいいから、俺たちのキャノンボールをやろう!」

と、仲間と26時間以上かけて往復した俺たちのキャノンボール(俺キャノ)

あれで、キャノンボールへの気持ちは、一区切りついたはずだった。

・・・が。

10月の第11回大会が近付くにつれ、

「俺キャノだって十分完走だけど、

本レースで時間内完走を・・・」という思いもわき起こる。

「自分には、分不相応なハイレベルな大会だったんだ」と、

自分自身を納得させようとしていたが。

・・・もう一度、挑戦してみよう。

そして今度こそ、最後まであきらめずに走り続けよう!!

宝塚(塩尾寺下の広場)、21時のスタート前。

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独特のお祭りのようは雰囲気に包まれる。

じっとしていると寒さを感じるが、

この広場に来るまでの上り坂で汗をかいたので、

着ていたベストは脱ぎ、アームカバーを外す。

上は半袖、下はロングタイツにランパン。

この日のウエアは、これで正解だったと思う。

スタート会場まで応援に来てくれたとおたんとocさんと握手を交わし、

21:00、いざ、スタート!!

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21:05 スタートして間もなくの夜景スポット↓

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宝塚の街。

この場所に、明日の夜、必ず戻ってくる!!

そして始まる、塩尾寺から車道に至るまでのトレイル。

車道から宝塚駅までは12kmと表示が出ているが、

GPSウオッチで捕捉したところ、毎回9km程度の表示になるので、

おそらくそのぐらいの距離かと。

このトレイルを走る速度がまた・・・速い!!

かなりの行列が一定ペースで進んでいるため、

後続にゆずってもキリがないようにも思える。

そのままのペースでついていった結果、

車道到着時間は、22:40。

なんと、スタートから1時間40分で到着したことに。

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22:40 「宝塚まで12km」看板地点

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体力に余裕をもって進まないと、あとが続かない。

ここから先は、「周囲のペースに巻き込まれずに、

マイペースで進もう」と、りゅうちゃんと声をかけあう。

夜の六甲は寒い、というイメージが強かったけど、

この日は寒すぎず、そして暑すぎず、

さわやかな風が吹いていて、走りやすい。

一軒茶屋の自動販売機で、オレンジジュース一気飲み。

冷たい飲み物が、美味しく体に染み渡る。

トイレも済ませ、再スタート。

23:18 ガーデンテラス

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周囲は、ドライブ中のカップルだらけ(笑)。

喉が渇いたので、ここの自販機でフルーツミックスジュース購入。

寒さは全く感じていないが、

「しまった、間違って冷たいコーヒー買ってもた!」

という一般男性の声が聞こえ、

「あ、やっぱりじっとしてると寒いんだ」と気づく。

車道は、上り・下りにかかわらず、

息があがらない程度に走る。

周囲のランナーは、上りはひたすら歩き、

トレイル下りはぶっとばし、という人が多かった印象。

私のガレ場下りが異常に遅いのも手伝って、

車道やトレイルの上り基調で抜いた人に、何度も抜きなおされる。

0:20 摩耶山

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前回、場所がよくわからなくてスルーしてしまったカレーエイド。

今回は、事前に仲間に場所を聞いておいたので、

迷わず到着。

スタートから3時間以上経過して、お腹がすいてきていたこともあり、

とても美味しかった。

レトルトのような味ではなく、レストランで出てくるような味!!

水がやたらと美味しくて、何度もおかわり。

デザートのブラウニーも、ご馳走様でした。

「エイドはすべて善意による私設エイドで、

人数分ない場合もあります」と、

スタート時に配られた地図に書いてあった。

往復とも最後尾あたりをさまよっていたので、

数がなくなっていたり、撤収後のエイドもあったようだけど、

色んなエイドで親切にしてもらって、本当に感謝です。

摩耶山からのガレ場下りは、もちろんまた抜かれまくり。

「りゅうちゃん一人で出たら、もっと余裕持ってゴールできるだろうに、

申し訳ないな」と思ってみたりもする。

いやいや、考えても仕方のないことは考えまい。

焦らず、マイペース・マイペース!!

1:37 大龍寺

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なんというか、スタッフさん達の遊び心が、

コース上にも満載で・・・(笑)。

「えっ、何!?あの白い人のようなもの・・・!?」

と、恐る恐る近づくと、等身大パネルだったり(笑)。

このすぐ後のエイドでいただいた、

焼き立てウインナーや、コーラ&ポテチも、

最高の味だったな・・・。

2:08 鍋蓋山

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夜明けまであと3時間少々!

2:29 ビールエイド

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ファンキーなお兄さん3人組のエイド。

ビールサーバーを背負ってエイドをされていたようだ。

ラスト1杯らしきビールと、

具だくさんのスープ、ウインナー、手作りおにぎりをいただく。

走っていると暑いぐらいだけど、

こうして応援してくれている方は、寒いんだろうな。

スープを手渡してくれるときに触れた手の冷たさで、

逆にジーンときてしまった。

2:54 菊水山

菊水山までサブ6の、5時間54分!

なんだか、順調なペースな気がする。

夜景も星も、かなりキレイ。

写真におさめようとしてもうまく写らないので、

目に焼き付ける。

景色を楽しむ余裕があること自体が嬉しい。

根拠なく、いけそうな予感。

3:20頃 鵯越駅

鵯越駅で、CCレモンの缶ジュース購入。

腰を下ろしたついでに、ヘッドライトの単四電池3本を入れ替えようとしたが、

なんだか億劫になり、やめた。

暗いトレイルはストレスになるので、

こまめな電池交換をしなくても大丈夫なように、

今回はヘッドライト1個と、ハンドライト2個準備してきたのだが。

ヘッドライトの光量が6時間程度使用して、落ちてきた。

本当は須磨アルプスに向けて、

両手を使えるように、ヘッドライトの電池を交換したほうがいいのだろうけど・・・。

ハンドライト1個は手つかずだったので、

いざとなったらこれを使おう。

5:46 馬ノ背

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やっとこさ夜明け。

実はこの少し前のベンチで休憩をとっていて。

家から準備してきていた、温かいミルクティーとチョコパンで一息。

・・・まではよかったのだが。

気が抜けて、表示があるにも関わらず、

全く違う方向に激下り。

気づいて引き返したが、相当息が切れて、疲労。

常に張りつめているのもダメだけど、

気を抜きすぎてもダメなんだな、これが。

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頑張ったご褒美のように、綺麗な日の出。

今日も一日、しっかり頑張って生きられますように!

6:42 鉢伏山

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やった、ここまでくれば、あと少し!

頑張って、往路10時間を切ってみよう!!

6:57 須磨浦公園

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やりました、まさかの往路サブ10!

いや、本当は体力の消耗を抑えるためにも、

制限時間11時間いっぱいいっぱいまで使って、

ゆっくり進む計画だったのだが・・・。

細かいのを含めて3回ロストしたこともあり、

あまり余裕かましたペースで進むのも、怖くなったのだ。

「何かあっても、時間に少し余裕を持てるように」

と思って進んだ結果、こうなった。

トイレをすませ、長袖シャツとウインドブレーカーを着こみ、

まずは用意してきた食糧で、腹ごしらえ。

ヘッドライトとハンドライトの電池交換。

スタートラインに選手が並び始めるまでの10~15分程度、仮眠。

寝なくても大丈夫と思いつつ、意外と深く眠れた。

8:00 復路スタート

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SPEEDの部(須磨浦~宝塚)の参加者も加わって、

結構な賑わい。

今まで往路を走ったことは忘れて、

SPEEDの部の後方を走る人と一緒に走ったらどうだろう、と思い、

同じようなペースで走ろうとしたが。

30分行くかいかないかのうちに、バテた(笑)。

疲労した身体で、復路を11時間以内で走るって、

どんなペースで進んだらいいんだろう??

しかし、暑い。強烈な日差し。

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最近、朝ランしていても「さむっ!!」と思うことが多く。

今回のレースも、寒さ対策ばかり考えていたから、

下は当然のようにロングタイツ。

こんなことならハーフタイツ用意しておけばよかった、

大して重さもなければかさばりもしないのに・・・、

と思ったが、時すでに遅し。

イメージ通りに身体が動かない。

足を前に出すことも億劫。

どうなってしまったんだ、私の身体は??

みんな、早く私を抜いて行って。

最後尾になって、後ろの人に道を譲る心配なく、

前に進むことだけに集中したい・・・。

何も考えられない、考えたくない、苦痛ゾーン。

9:49 ローソン

当初、時間短縮のためにも、

ここのローソンには寄らないでおこうと思っていたが。

もう、5分10分の遅れなんてどうでもいい。

この頭痛と倦怠感を、打破するきっかけがほしい。

思い切りオレンジジュース飲んで、

ガリガリ君をむさぼり食べたい。

散々楽しみにして、ようやくローソン到着。

結構ガッツリ休憩した。

が。

ここを出発してからも、復活の兆しはまだ見られず。

「こらっ、まじめに動け!!」と足をぶってみたり、

「頼むから早く復活してよ~~」

と懇願してみたりもしたが、

全然ダメだった・・・。

行動をともにしてくれているりゅうちゃんに、

申し訳ない思いでいっぱいになる。

後で振り返ってみると、

ここ最近、肌寒い中で走ることが多く。

汗をダラダラ流しながら、日差しの中で行動する、

ということが当分なかった。

往路も涼しい中で進んでこれた分、

暑さのギャップにすっかりやられてしまっていたのだと思う。

よかれと思って復路スタート時からかぶったキャップも、

全く外さなかったので、蒸れて猛烈に頭が痛かった。

だったら外せよ、と今なら思うが、

「外したとして、外した帽子はどこにしまったらいいんだろ・・・、

めんどくさい、もういいわ」

などと思っていたような気がする。

塩分タブレットだって持っていたのに、

それを口にするということ自体を思いつかなかった・・・。

暑さでやられているという自覚が、全くなかったのだ。

ローソンで、りんご味が薄くついた水を購入していたのだが。

これが、なぜだか口に合わず、どうしても飲めそうにない。

途中の自動販売機で冷たい緑茶を購入、一気飲み。

あまりにおいしかったので、予備に同じものを購入。

「この後、鵯越駅を過ぎたら、

菊水山と鍋蓋山を越えるまで買う場所がないから、

ここでもっと買っておくか?」

と、りゅうちゃん。

最低1L、この暑さでは、1.5Lはあったほうがいいような気もする。

だけど、鵯越駅までは、まだしばらく距離がある。

あまり重いのもしんどいし・・・。

とりあえずこの手つかずの緑茶1本で進んで、

追加は鵯越駅についてから買おう。

この決断を、数十分後に猛烈に後悔することになる・・・。

11:20頃 鵯越駅

5台ぐらい自販機があっただろうか?

なんと、ほとんどの自動販売機が売り切れ。

やっと緑茶のある自販機をみつけて2本買おうとしたら、

1本出たあと、売り切れ。

りゅうちゃんの見つけた自販機は、10円の釣り銭切れ。

・・・そうか、みんな考える補充ポイントは一緒なんだ。

あ~~、しまった!!

二人の財布を見合わせて、なんとか150円ちょうど揃った!

これで、二人で1L弱ずつの水を確保できた。

この後の、摩耶山に登るまでにあてにしている自販機も、

この様子じゃ危ないかも・・・。

この水分を、大事に使わないと・・・。

11:39 おでんエイド

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ここのエイドの女性に、

自販機で予定していた水分を補充できなかった話をしたところ。

「ペットボトルに、ここの飲み水補給してもらってもいいですよ!」と。

・・・しまった~~ x2、さっき、空いてるボトル、

捨ててきてしまった!!

ガッカリしていると、

自分のために用意してあっただろう、

手つかずの水のペットボトルを車から取出し、

分けてくださった・・・。

「頑張ってくださいね!」と声をかけてもらって、

人の情けに、不意打ちで涙が出そうになる。

こんなペースじゃ、時間内に帰れないかもしれない。

だけど、まだどこかで復活する可能性だって十分ある。

最後まであきらめず、ゴール目指して、頑張る!!

12:24 菊水山

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一般ハイカーにも、

「この人、大丈夫かな?」と思われてたんじゃないだろうか・・・。

菊水山の上りがキツいのはいつものことだが、

ほんまにもう・・・、気持ちはあるけど、身体が動かない。

前へ1歩ずつ足を進めることだけに集中する。

菊水山頂上に到着したこと自体は嬉しいが、

まだ摩耶山が残っていることは十分承知。

「りゅうちゃん、ここでは何をしておくべきだっけ?」

時間を惜しんで進むべきなのか、座って休憩するべきなのか、

何かを口に入れておくべきなのか、何も考える余裕がない。

「まて、とりあえずあの展望台の中に入ろう、涼しいから」

と言われ、日影に入った直後。

バッタリと倒れこんでしまった・・・。

少しの間横になっていると、

背中越しにコンクリートの冷たさが伝わってきて、

少し楽になってきた。

起き上がって、魚肉ソーセージやパンを食べ、

緑茶を一口ずつ、大切に口に含む。

さっきのエイドでいただいた水は、

摩耶山の自販機で補充を確信できるまでは、

手をつけずにおいておきたい。

よし、行くぞ!!

13:17 鍋蓋山

菊水山の下りも、後続の人に抜かれまくり。

が、なんと、鍋蓋山への激上り中に、復活の兆しが。

・・・やっと来たか!!

日陰で、涼しかったのが幸いしたようだ。

ペースも上がってきて、

抜かれた人を数人抜くことができた。

必死で残り時間を計算する。

摩耶山に、15:00までに到着できれば、

まだ時間内ゴールの可能性があるかもしれない。

あまり無理はできないけど、希望は捨てずに、頑張ろう。

14:54 摩耶山

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摩耶山の目標タイムに、間に合った。

思わず、涙ぐんでしまう。

ここへの上りも、ほんとしんどかった・・・。

下りはもともと遅い上に、上りまで人並みに進めなくなったら、

ほんとにどうにもならない。

ここに到着するまでの岩登り中。

エイドを撤収されたらしき3人組の男性とすれ違い、

「おおっ、パワーの部なんですね、頑張って!」

と声をかけてもらい。

「根性で、宝塚まで帰りますね!」と。

言いながら、自分自身を励ました。

色んな参加者とすれ違ったが、

私のような体型のパワーの部参加の女性は、ほとんどいない。

バービーちゃんかリカちゃん人形のような体型をした美女たち。

ほんとにみんな美人で驚く。

ゼッケンは1枚だけなので、背中のリュックにつけていたが、

復路では、エイドの人をはじめ、

ほぼ「えっ、パワーの部なの!?」と驚かれた。

摩耶をすぎたら、苦手なガレ場下りとはしばしお別れ。

さあ、ここから先が踏ん張りどころだ。

ありがたいことに、日が傾いて、身体も少しずつ動くようになってきた。

山頂で休憩していたら、汗だくの半袖シャツが寒くなり、

長袖のウイックロンに着替えた。

コースを間違わないように、二人で確認しながら進む。

自分の持っている力を、潜在能力含め、すべて出し切る。

そして結果が時間内完走なら、こんなに嬉しいことはないし、

万が一間に合わなくても、

今の自分を出し切っての結果なら、きっと納得できるはず。

焦りすぎてケガしないように、

とにかくやれる限りのことをやろう、と声をかけあう。

ロードの上りも、ゆっくりだけど走る・走る・・・。

最後の縦走路に備え、水分と食糧の確認。

藤原商店で何か買わないといけないか、と思っていたら、

途中、ハンバーガーエイドがあった。

残り5個ぐらいだっただろうか?

りゅうちゃんの分と1個ずつ、チョコパイはたくさん余っているからと、

2個ずつ分けてもらえた。

ここでいただいた茶そばも本当に美味しくて、

ありがたかった。

このハンバーガーとチョコパイ、

そして手持ちのウイダーインゼリーがあったら、

わざわざ買物しなくても大丈夫そうだ。

ガーデンテラス前にも、エイドがあり。

カリカリ梅がまた、異常に美味しい。

出発したら、後ろから大きな声援までしてもらえて。

「声援サービスだよ、頑張って!」と。

なんでこんなに涙が勝手に出るんだろう・・・。

17:02 宝塚まで12kmの看板

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ここの目標は、17:00。

おおっ、2分遅れだけど、まだ可能性はある!!

体調が上向いてきたとはいえ、かなりしんどかった・・・。

ここまでの車道。

私の足が数歩あるけばそのあとりゅうちゃんが走り。

りゅうちゃんが数歩歩けば、私が走り。

お互いが無言で可能性にかけて、ひっぱり、励ましあった。

ここまでくれば、もうやるしかない!!

電池を交換しておいたおかげで、ヘッドライトの光量も十分。

前回のキャノンボールの大雨だった時のことや、

俺たちのキャノンボールのときの、大雪だったときのことを思い出す。

どちらも、真っ暗で。

霧が濃く、足場が滑って、おまけにライトの光量まで今一つで。

あの時に比べたら、天国のようなコンディションじゃないか。

ぶっ飛ばす。

何人か、パスしていく。

道を譲ってくれて、声援もしてくれる。

ありがとう、頑張るから!!

間に合わなくても仕方ないけど、

諦めない!!

「じゅんこのペースで進んだらいいから、後ろにいるから」

と、りゅうちゃん。

後ろから続く足音と気配に、安心できる。

ほんとすごいな、りゅうちゃんは。

我ながらマックスで、かなり絞り出してるのに、

この終盤に、普通に合わせて走れるんだから・・・。

よし、信用してこのままぶっ飛ばそう!!

(と思ったら、知らない間に滑って転んで、

あわてて追いかけてきたそうだ(笑)。

全然気づかなかった、ゴメン。)

日中、散々迷惑かけて。

私がいなかったら、もっともっと余裕持って、

普通に時間内ゴールできてただろうに。

エイドの人たち、声を掛けあったランナーの方たち。

朝の散歩中なのに、

「私たちは急いでないから、先に進みなさい!」

と、快く道を譲ってくださったご夫婦。

色んな人に感謝。

そして何より、行動を共にしてくれたりゅうちゃんに感謝。

塩尾寺には、18:28着だった記憶。

手をあわせて、お礼を。

塩尾寺下の広場に到着して、前日の夜景に迎えられる。

夜景に、抱きかかえてもらったような感覚。

いきなり目に飛び込んできた、昨日の景色。

ただいま、ただいま。

ありがとう、ありがとう。

涙と嗚咽が、止められない。

そして、18:45。

制限時間15分残して、無事完走。

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言葉にしつくせない経験でした。

応援してくださった方々、本当にありがとうございました。

2014年4月 2日 (水)

2014年3月 10thキャノンボール往路完走(復路リタイア)記

2014年3月29日(土)。

午後9時、須磨浦公園スタート。

宝塚へ3/30(日)午前7時30分スタートに間に合うよう到着し(往路制限10時間半)、

午後6時30分に間に合うよう、

再び須磨浦公園を目指す(復路制限11時間)、というレース。

その名も、「六甲縦走キャノンボール大会」・・・。

六甲縦走キャノンボール大会

数年前、六甲縦走をしている際、

ゼッケンをつけたランナー数名を見かけ。

エイドらしき場所で「なんの大会をされているんですか?」

と声をかけたのが、この大会の存在を知ることになったきっかけ。

「全縦だけでも相当キツいのに、往復するなんて・・・。

えらいこと考えつくもんだわ」と、妙に感心したものだ。

ふとしたきっかけで、この往復コースにエントリーすることに。

相当タフな大会で、完走できるのかどうか怪しいな、

と思いつつ。

リタイアの悔しさを萩・八ヶ岳と連続で味わっていたので、

なんとか後悔のないよう、頑張りたかった。

結果は残念ながら半分でリタイア。

その時は「これが精一杯、後悔はない」と思っていたけど、

リタイアはやっぱり気持ちが残る。

後悔のないリタイアなんてありえないな、などと思ってみたりしている。

土曜日の当日は、出勤日。

ギリギリまで寝て、体力を温存しておきたかったけど、

残念ながらそうはいかなかった。

月末処理やら大掃除やらで結構な体力を消耗。

午後休がとれたのであわてて帰宅、昼寝を少々。

天気予報は、あいにくの雨。

パーセンテージはどんどん上がり、最終的には土曜から日曜にかけて、

「100%」・・・。

絶対降るってことやん・・・。

完走に向けて、少しでもいい天候であってほしかったけど、

こればかりは仕方ない。

与えられた環境・コンディションで、できる限り頑張ろう。

【装備】

①ウエア

ファイントラック(ノースリーブ)+キャプリーン2番(長袖)

トレントフライヤー(ゴアテックス)

C3フィットのロングタイツ + ランパン

(予備に、長袖シャツ1枚、ベスト1枚、レインウエア(ロングパンツ))

ハンドライト、ヘッドライト

予備の電池

②ザック

サロモンスキンプロ14+3セット

(これを使用してる人、たくさんいました)

点滅式のライトを前後に装着

③食料

ウイダーインゼリー 3個(→2個半使用)

ザバス 3個(→2個使用)

メイタン(カフェイン入りの一番強いもの) 1個(→使用)

おにぎり 3個(→1個)

水 500ml

お茶 500ml

飴玉・アーモンドチョコレート

柿ピー

ちょっと高い、ハツミツ味のジェル 1個

スポーツ羊羹 3個(未使用)

シリアルバー 3本(1本使用)

大会が用意してくれる荷物預けは、ゴール地点18:30まで。

その時間までにゴールできる自信もないし、

別の場所でリタイアする可能性も高いと思っていたので、

この選択肢は早々に消えた。

でも、雨の予報。

ずぶぬれで長時間電車移動すると風邪をひく。

どこか、適当なコインロッカーに着替え・靴を預けておくのがベストだろう。

銭湯のある、長田駅のコインロッカーに預けることに。

日付を超えるから300円+300円で600円になるけど、

背に腹は変えられない。

(荷物の返却は、早くても日曜日のお昼ごろからだったそうなので、

リタイアした私にとって、この選択はやはりよかったようだ)

ロッカーに荷物を預け、晩御飯はガッツリ外食。

スタート時間が迫る。

・・・そして、雨が降り始める。

早めにスタート会場到着。

「トレイルランナー」的な体型をした人たち。

完璧に場違いな気がしてくる。

でも、全力で頑張るよ!!

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あまりストイックな大会ではないようで、

スタート時間は午後8時55分ぐらいだったような。

スタート地点で一緒だったチームメイトとは、

早々にはぐれる。

ほかのランナーたちの流れに乗って、急坂を登る。

振り返ると、ランナーたちのライトの光が延々と連なっている。

初めて目にする、独特な「キャノンボール大会」の光景・・・。

雨だとか場違いだとかよりも、

この場にいられることに感謝して、この状況を楽しもう。

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22:00 須磨アルプス

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ヘッドライトが、なんだか暗い。

電池残量はチェックしてきたはずなのに、なぜ?

ひょっとして、チェッカーのほうが故障してたのか??

ハンドライトなしでは進めないので、

仕方なくハンドライトを握り締めたまま進む。

岩場につかまりたいのにスムーズにいかず、

少しずつ神経が磨り減っていく感覚。

ただでさえ霧で視界が悪いのに、

暗闇の中のライト不具合は、本当にストレスだ。

予備の電池といわず、これからは予備のライトも持ってこよう。

22:47 高取山のトイレ到着

初めての立ち止まって休憩。

大会なら必ずといっていいほど込むトイレ。

今大会、往復の部のエントリー、女子は13名ということもあり、

女子トイレの順番待ちで困るというようなことは1度もなかった。

補給食をポケットにつめなおし、次の区間に備える。

晴れた山でなら最高においしく感じるおにぎりも、

これだけ視界の閉ざされた霧と寒さの中では、

噛み締めるのも億劫になる。

のどを通らず、1個食べきれずにザックにしまう。

そして、ゼリーを流し込む。

徐々に強まってくる風雨。

先日の練習会で、ハンガーノックの怖さを味わったばかりなので、

2時間おきを目安に、ムリにでもゼリー系のものを流し込む。

サロモンのスキンプロは、

手の届く位置にポケットがたくさんついているのでありがたい。

濡れたら困るものだけ中でジップロックに入れ、

その他はずぶぬれ前提。

真夜中にもかかわらず、時折訪れるエイドが、

たまらなくありがたい。

普段、うまか棒をうまいと思って食べたことがないが、

本当においしかった。

(↓23:22に通過した私設エイドの様子)

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0:10 菊水山到着

菊水山への急坂は、いつもしんどい。

でも、普段なら、こんなにまで息があがることはないのに、なぜ??

ペースが速すぎるのかとも思ったが、

後から振り返ると、そんなに速過ぎるペースでもなかったように思う。

おそらく、ここに来るまでの体力の消耗が、想像以上に大きかったのだろう。

でも、大丈夫なはずだ。

長丁場の大会では、

「こんな場所でこんな状態では、この先もうダメだ」と思っても、

驚くほど回復するタイミングがきたりするものだ。

萩の140のときも、

序盤の萩往還道から一人でゼーゼーハーハー言ってたけど、

なんとか完走できたじゃないか。

周囲の人が普通の息遣いで登っている中、

一人で息を切らせ、よろめきながら登る。

コンプレックスにも似た感情。

そんなものとも、必死で戦いながら登った。


やっとの思いで菊水山頂。

おにぎり1個分の食べ残しを、必死で食べきる。

広島のなまりのある男性3人が、先に休憩している。

この大会の参加者たちは、

悪天候でも楽しむ余力や度量を備えた人が多いようだ。

笑顔でやりとりするうちに、気持ちが明るくなってくる。

ちなみに、シューズはゴアテックス素材のトレイルシューズで臨んだが、

正直これは大失敗だった。

少々の水溜りや雪なら効果絶大なこのシューズ。

足首までつかるような濁流コースでは、

中に入った雨水が抜けにくい上に、結構な重量になる。

こんな天候なら、メッシュ素材の軽いトレイルシューズのほうがいい。

長くとどまると足元からゾクゾクと冷えが上がってくるので、

早々に出発の支度を整える。


1:22 桜茶屋到着

0:55鍋蓋山通過。

「桜茶屋までは止まらずに頑張ろう」とりゅうちゃんと声をかわし、走り続ける。

桜茶屋にてトイレ休憩。

ゴアテックスは魔法の素材だと思っていたけど、

少しずつ隙間から浸水してきているようで。

全身ずぶぬれ。

しんどいから休憩したいような、

とまると寒いから動き続けていたいような。

ここを過ぎれば、いよいよ前半の山場、

摩耶山へとさしかかる。

「もう、ゴールは宝塚でいいかな」と、弱気の虫が、

ここで出現してきた記憶。

しかし、「宝塚でいいかな」と軽く思うには、

あまりにもキツい宝塚への道のりだった・・・。

2:40 摩耶山到着

摩耶山への登りはキツいながらも、

それほどの不調なく登った。

八ヶ岳用に買ったメイタン(1つ315円ぐらい?)が残っていたので、

もったいながらずに食べてやろう、と思って食べたのがよかったのか?

一口食べた瞬間、

「マッズーー!!」と思ったが、

意外と甘さが残らず、後味もスッキリ。

少しずつ食べたが、元気が回復した気がする。

少々のマズさなら我慢するから、リピート買いしたいと思った(笑)。

ところが。

前を順調に登っていたりゅうちゃんの足取りが、

急に覚束なくなってきた。

オイオイ、落ちるよ!

「りゅうちゃん、眠いの!?しっかりして!!」

「眠いというより・・・力がでない・・・」。

アンパンマンのようだ(笑)。

(笑い事ではない)

そうか~~、自分が食べるときに、

できるだけ半分ずつ分けるようにしてたけど、

それでもりゅうちゃんのほうが消費カロリーも多いはずだから、

足らなかったのか。

見るからに、先日自分が体験したハンガーノック状態。

急にくるんだよな、これ。

「ちょっと待って、今ウイダーだすから」

「いい、摩耶についてから・・・」

「ダメよっ、まだ結構あるのに!

そんなこと言ってる間に倒れるよ!!」

と、本気で怒る。

幸い、すぐ胸ポケットからウイダーインゼリーがでてきたので、

数回に分けて飲んでもらう。

少しだけゆっくり目に進んでいるうちに、体になじんできたようだ。

よかった。

見覚えのある石段。

ようやく、摩耶山頂到着。

「お疲れ様でーす!スープとカレーのエイドがありますよー!!」。

ほっとして、思わず涙ぐんでしまった。

ここでいただいた温かいコンソメスープと、

手作りブラウニーは本当においしかった。

カレーはどこにあるかわからず(後できくと、階段をあがったところにあったらしい)、

食べられなかったけど、

「さあ、ここからもうひと頑張り!」と元気がでた。

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縦走路 + 舗装路区間

P3301287

疲れと暗さの影響もあって、

何度か来たことのあるはずの道が、わからない。

「もうすぐ確か右側に上り口があるはずなんだけど・・・」

と思い、見落とさないようじっくり見ているつもりが。

なかなか見つからないと、

「もしかして、通り過ぎてしまったんじゃ?」と、不安になってくる。

依然、雨は降り続いている。

風も強くなってきた。

しっかりしないと。

緊張の糸が心の中に、キリキリと張り巡らされていく・・・。

4:51 「宝塚まで12km」の看板到着

ここにたどり着くまでに、すごいエイドにであってしまった!!

なんと、炭火焼ウインナー・・・!!

3-4人で取り囲んで、焼けるのを待っている。

「もう食べごろっぽいけど、いつ手をだしてくれるんだろう?」と思いつつ、

しばし火にあたって歓談。

待ちきれず、「もう食べていいですか?」。

「いいですよ、そこのトング使ってください」

と言われたが、「いいですよ」しか聞こえず(笑)、

手でアツアツウインナーをがしっとつかんでほおばった。

ありえないぐらい美味しかった。

どうもありがとうございます。

P3301295

ちなみに、最高峰あたりで夜明けかと思っていたら、

この「宝塚まで12km」の看板、トレイルの入り口でもまだ夜明け前だった。

相変わらず薄暗いヘッドライトとハンドライト。

霧も立ち込めている中につっこんでいくのは、

また結構な気合が必要だった。

まだまだやれるはず、がんばるよ。

濁流トレイル区間

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P3301307

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この区間は、

「気持ちよく走れるトレイル」という印象しか、これまでなかった。

いつもの優しい六甲山は、どこへ行ったんだ??

水溜りを避けられるような場所はどこにもなく、

泥水の中をザバザバと進んでいく。

足を左右交互に出すという単純動作さえも、なんだかうまくいかない。

濡れるのはもうどうでもいいが、

どこにどう足を置いたら安全なのか、迷ってしまう。

りゅうちゃんに大幅に遅れをとる。

夜明けが、とりあえず嬉しい。

6:36 塩尾寺到着

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「ここまでくれば、塩尾寺まであと少し!」と、

自分なりにわかる場所がある。

右側に、少し展望がひらける場所・・・。


終始視界が悪く、

足を踏み外したりしないよう必死だったので、

景色らしい景色を見ることもなく。

要所要所、「ここを通過したんだな」と思いつつも、

自分がどこをどう走っているのかわからないような感覚だった。

それが、あの場所にたどり着けたとわかった瞬間。

張り巡らされていた緊張の糸が、一気にほどけた。

走りながら、号泣・・・。

涙と嗚咽を、なかなか止めることができない。

無事、ここまで来れたという安心感、喜び。

そして、考えるよりも先に、

「今の自分では、ここまでなんだ」と悟ってしまった、寂しさ・情けなさ。

スタート時には、もっと余力を残してここを通過する自分を想像していたにもかかわらず、

そうはあれない自分自身への悲しさ。

色んな感情が、怒涛のように押し寄せてきて、止まらない。

「よく頑張ったよ、よく頑張った」というりゅうちゃんの声が、

心にしみてくるようだ。

そうだよね、頑張ったよね。

6:50 宝塚到着

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「10時間を切れそうだぞ!」。

えっ、そうなん??

走っている最中は、タイムなんかどうでもいいと思っていたが、

これまで10時間30分はかかっていた六甲全縦の所要時間を、

大幅に記録更新できそうだ。

欲がでてきて、駅までの下り坂を、力を振り絞って駆け下りる。

結果的に、9時間55分ほどでたどり着けたようだ。

ここで特にタイムの記録をとってはおらず、

自己満足という結果だけが残るのではあるが。

それでも、よく頑張った!!そう思っておく。

なので、あえて「往路完走(復路リタイア)記」と、タイトルも記しておく。

このあと。

私は即GPS時計を止めてしまったのだが、

実はりゅうちゃんは調子が回復していて、

少しでも引き返したかったそうだ。

「えっ、行かへんの?」と言われ、数秒フリーズしてしまった。

・・・えっ、行くの??

下り坂で、思い残すことがないよう、

全力で足つかって、もう売り切れてますけど??

いやでも、もしかしたら、

また調子が戻って進めるようになるのかも。

あわててGPSの捕捉を始める。

ここまで一緒に頑張ってきた相棒が行きたいといっているのに、

「もうムリ」という返事は、絶対にしたくない。

体はボロボロだけど、

「なんとかなるかも」という方に、賭けてみたい自分もいるのだ。

宝塚駅前のコンビニでインスタントリゾットを食べ、

しばし休憩。

復路スタートの広場に引き返す。

ここへ戻る際、ロードの巻き道と、

急坂だけども距離の短いトレイルがあるのだが。

ほかの人たちの流れに乗って、トレイルを進むことに。

前を行くりゅうちゃん、応援に来てくれた和尚さん。

そして、私。

・・・足がなかなか上がらず、どんどん離されていく。

振り返ると、長蛇の列。

広場まですぐだから譲るほどではないと思いつつも、

体力の回復が、りゅうちゃんに比べて圧倒的に遅いのだと痛感。

復路、ついていっても足を引っ張ってしまうだけで、

ゴールはおろか、何の役にも立てないかもしれない、

という思いになる。

体がいうことをきいてくれず、またしても自分が情けなくなる。

どう状況を判断していいか、わからない。

あとはもう、流れに身を任せるしかない。

結局、ここにくるまでに合流しようとしていた他のメンバーとは合流できず。

復路スタート地点で待機していたが、

体が芯から冷えてきて、とうとうリタイアの決断が下された。

ごめん、りゅうちゃん。

後悔のないリタイアなんてありえない。

だけど、困難な大会に挑んで、

後悔しつつも、前にすすんでいきたい。

この日の後悔も、すべて懐かしく思い出せる日がくることを信じて。

何度落ち込もうが、情けない思いをしようが、かまわない!

これからも挑戦し続けていく!!



2013年9月12日 (木)

2013 八ヶ岳スーパートレイル リタイア記

9/7~9/8、八ヶ岳スーパートレイル100マイルの部に参加。

結果は、107km地点リタイア。

【準備編】

①リュック → サロモン Skin Pro 14+3 SET(17L)。

         http://item.rakuten.co.jp/trail/skin14gn/

 実際、使っている人、多かった。

 リュックを下さなくてもあちこちに手が届くので、ありがたい。

②下着 → ファイントラック

優れもの。

土砂降りだったし、汗もかくので濡れるのだが、

サラッとするのが驚くほどはやい。

色んな種類があるので色々ほしくなってしまうが、

しばらくはこのTシャツタイプ1枚を大切に使おうと思う。

③補給食 → ザバス・スポーツようかん主体

エイドには水のみ用意、と書いてあったので、

道中の食べ物はすべて用意する覚悟。

とはいえ重くなるので、

カロリーと重さ、価格の比重で考えて、この2つを主体に用意した。

アーモンドと柿の種も持って行ったけど、

固形物を食べるのがいい加減しんどくなってしまって・・・、

私としては、胸ポケットに入れておけるザバスが重宝した。

(ただし、空き袋がべとつくので、小さなゴミ袋必須)

エイドでハイドレに水を補給するときにリュックを下すので、

その都度、本体から胸ポケットに、すぐ取り出せるように補充した。

スポーツようかんも美味しかったけど、

走ってる最中、そんなにたくさん食べられるものではない(笑)。

大量に持って行ったが、余ってしまった。

Dsc_0108

自販機がコース上にいくつかあったので、小銭も用意していくといい。

④ライト

ハンドライトは、使おうと思ったらなぜだかつかなかった。

予備の電池を入れ替える、などと思わず、

暗くなったら予備のライトを使う、ぐらいのつもりで、

ヘッドx1、ハンドx2ぐらいもって行ってもいいかも。

真っ暗な山道でライトがつかなくなったら、ほんとにどうしようもない。

ライトは最低でも2つ必要。

その他、サバイバルシート、熊鈴、ゴアテックスなど。

薬類も、すぐ取り出せるところにあったほうが安心。

AM5:00 白樺湖スタート

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周りの人の邪魔にならないように、

最後尾からスタート。

楽しみというより、場違いな気がして、怖い。

AM6:02 渋滞中

Dsc_0117

「あれ?なんで渋滞してるんだろう??」と思ったら、

この先でかなりの人数が蜂に刺されている模様。

あわててゴアテックスを着こむ。

小学生の頃、ハイキングの最中に頭を数ヶ所蜂に刺され。

全身に湿疹が広がって動悸が激しくなり、

相当ひどい経験をしたことがある。

2回目刺されたらよくない、と聞いたことがあるけど・・・、

どうなるんだろう・・・??

一度きちんとアレルギー検査をしておかないと。

そしてなんと、りゅうちゃんが腕をさされてしまった。

傷口から、必死で毒を絞り出す。

当時の記憶がよみがえり、怖くて仕方ない。

AM9:11 白樺ロード

Dsc_0121

りゅうちゃんの腕は、痛みやしびれがあるものの、

徐々におさまってきているようだ。

とりあえず、レース続行に支障はなさそう。

AM10:03 蕎麦の花

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PM12:04 トレイル激登り

Dsc_0126

このトレイルは、実にしんどかった。

ここまでは、舗装路と林道の割合が多くて、

「トレイルのレースといっても、ほかのウルトラのレースと大差ないのでは?」

という印象を受けていたけど。

ここで認識が変わった。

この区間を味わうことによって、

この後の足と身体への負担が、グッと増す。

このしつこいアップダウンは、舗装路のコースではちょっとありえない。

下りは気持ちよくとばしたものの、

「トレイルはもうええで」という気分になってしまった。

PM3:58 土砂降り

Dsc_0128

生理2日目にぶつかってしまったので、

土砂降りは避けてほしかったが・・・、

なかなか思い通りにはいかない。

しかし、生理も大雨も想定内、こんなところで負けてられるか。

モンベルのトレントフライヤー(ゴアテックス)と、

ファイントラックのおかげで、

上半身の冷えはさほどでもないのが救い。

ずぶぬれで、第一関門を目指す。

【参考資料】

           実績    完走者①  完走者②

スタートチェック     5:01:08  5:00:52   5:00:37

第一関門入   17:01:57  16:54:44  16:59:13

第一関門出   17:21:43  17:15:11  17:19:30

第二関門入   23:38:19  23:44:20  23:25:41

第三関門    リタイア   10:57:32  10:36:32

ゴール      リタイア  13:42:57  13:43:13

第一関門通過後は、徐々に暗くなってきた。

ロードを離れ、沼地のようなところに進んでいく。

濡れないように足場を選ぶのさえ、邪魔くさくなっていく。

川のようになっている道を、ジャブジャブ進む。

「こっちからいけば濡れずにすんだのに」と言われたが、

すでにどうでもいい心境。

雨だし食欲もないし、

エイドもなかなかないしで食べるのも面倒なのだが、

何か口に入れないと、ますますバテる。

・・・根性!!!

第二関門通過は余裕でできると思っていたのだが、

全然時間的な余裕がなくなってきた。

舗装路じゃないし普通の勾配じゃないし、

残り距離だけでは、全然所要時間が読めないのだ。

そ、そんな。

せっかく大阪から応援にも来てくれるのに、

こんなところで終わってたまるか。

とにかく、走れるところは走らないと。

必死。

第二関門、制限時間午前0時の22分前に入れたときは、ほんと嬉しくて。

「まだまだゴールの可能性はある!!」と意気込んで出発したものの。

「絶対完走する!!」

   ↓

「ムリせず行けるとこまで行こう」

   ↓

「どうせやめるなら今すぐやめても同じなんじゃ??」

   ↓

「確実にリアイアできる地点まで引き返そう」

と、思考が進んでしまった・・・。

気持ちが切れてからの身体の不調具合ときたら、

目もあてられない。

「あのまま進んでいたら危なかった」という思いもあれば、

「間に合わないと思ってやめたけど、

間に合う可能性だってあったはず」という思いも。

あれほど萩往還リタイアで悔しい思いをして、

今度こそは、と意気込んでいたものを。

正直、あのときのリタイアの決断が正しかったのか間違っていたのか、

今でもよくわからない。

ただ。

日・月・火とこの3日間凹んでいたが(笑)、

根性・体力・精神力・走力、

色んなものをひっくるめて、今回の結果なんだな、とようやく納得が。

「どうしてもっとああしなかったんだろう、こうしなかったんだろう」

と思ってみても、「そうできなかった自分」

というのが、その時の自分そのものなんだ。

初めての100マイルレースへの挑戦、敗退。

寝ずに160kmも走り続けるなんて、しんどいに決まってる。

いつでも救急車がきてくれるような舗装路ではなく、

弱った身体・思考力で、深夜の山道に突入していく勇気。

正しい判断力を保ち続けようとする意志の強さ。

必ず回復する、という自分への信頼。

そしてなにより、「必ずゴールする」という信念。

足が速いだけでも、体力が人よりあるだけでも、ダメなんだな。

時には「リタイアする勇気」というものも、

この先必要になるときもあるだろうけど。

乗り越えるべき困難は、乗り越えらえるような自分でありたい。

そう、なっていきたい。

そんな風に思った、今回の挑戦でした。

2012年8月29日 (水)

2012年 立山登山マラニック完走記

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走行距離:65km(ガーミン計測:64.8km)

所要時間:10時間31分

獲得標高:3661m

8/25(土)、AM4:00~PM2:31

立山登山マラニック、完走。

去年に引き続き、2度目の参加。

(去年の完走記↓)

http://junko-tsu.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/2011-064f.html

今年は走り出す前から色んな不安要素があったけれども、

終わってみればすべて良い方向に。

①不安要素その1

8/16(木)からの八郎坂通行止め。

立山町のHPに、通行止めのお知らせを発見し・・・、

いてもたってもいられなくて、立山町の商工観光課に電話してしまった。

「登山道の一部が完全に土砂にうまっていて、

撤去の見積もりをとっているとことなので、8/25までの通行止め解除はかなり厳しい、

それでも解除になったらすぐにHPに掲載する」との回答。

去年、りゅうちゃんが大会直前の肉離れの影響で一緒に完走することができず、

今年こそは!と思っていただけに、

八郎坂を通らないコースだと、また思いが残る・・・、と。

なんとか通れるようになってほしいと念じていたら、

大会前日の8/24(金)に、通行止め解除となった!!

ありがたいことだ。

②不安要素その2

前日の夕方までにゼッケンなどを受け取るのが基本だけれども、

前日の8/24(金)は、どうしても仕事を休めず。

ゼッケン受け取りはりゅうちゃんにお願いし、

会社が終わってからサンダーバードで向かうことに。

17:46新大阪発に乗れれば20:59着、

それを逃すと1時間待ちの22時頃着になってしまう。

AM2:30にはホテル前に集合だから・・・、

ゼッケンつけたり色んな作業を考えると、

できる限り早く現着して睡眠時間を確保したい。

ゼッケンもらうのに起きて待っててもらうのも申し訳ない。

17:30に江坂の会社が終わってから駅まで猛ダッシュ、

更に新大阪駅構内を猛ダッシュ。

なんとか17:46発に乗り込めた!!幸先いいぞ(と思っておきたい)!

③不安要素その3

萩往還マラニックに続き、生理2日目にあたってしまった・・・。

神聖な不浄の山に、生理の体で登らなければならないとは・・・、

すみません。

トイレに行く回数とタイミングも、よく計算しなくては。

そんなこんなで、AM4:00富山湾スタート。

Ca3c0382

絶好調のりゅうちゃん。

これから長い旅が始まるよ~~。

6時5分頃 岩峅寺エイド到着(昨年比 +1分

大体20km地点。

去年とほぼ同じタイムで着(去年より1分だけ早い)。

去年はここのトイレで大行列してしまってかなり時間をくってしまったから、

今年はどうかと思ったけど・・・。

3個あるうちの2個が故障していたものの、

残る1個に入っている人が1人だけだったので、

待ち時間自体は去年よりマシだったかと。

待つことはわかっていたので、

紙コップとおにぎりを先にエイドで手にして、待ちながら食べた。

時間の節約・節約!!

しかし、このエイドを出たあとが・・・、地獄の始まり。

自分の体でないように重い。

全然思うように走れない。

まずい。

40km地点の立山駅以降は勾配が急激にきつくなるので、

それまでにできるだけいいペースで走っておきたいのに。

6:13にエイドを出発した後、どんどんりゅうちゃんの背中が遠ざかる。

この大会に照準をあわせてそれなりにトレーニングしてきたつもりなのに、

なにがいけなかったのか。

少々自分が情けなくなる。

この体調でも、なんとか完走にはこぎつけたいけど・・・、

そんなギリギリプランにりゅうちゃんを付き合わせたくない。

自分のペースで走って、余裕をもってゴールしてほしい。

離れていく私のことは振り返らずに、このまま走ってほしい・・・。

6:26、やっとの思いでメールをうつ。

「自分のペースで」。

しんどすぎて、走りながら長く打てない。

その5分後の6:31、私設の果物エイドに到着。

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なんとも美味しい果物の数々だった。

ここで追いついたりゅうちゃんに、

「ゴメン、私、あかんかも。先に行って」と。

「完走せーへんのか?」

「いや、完走はするよ、なんとしても」

「それなら一緒に行こう。タイムはええから」。

・・・わかった。そのつもりで頑張るよ。

なんとしても、一緒に雄山に立つ!!

8時3分 立山大橋(昨年比 +8分

Nec_0525

約35km地点。

なつかしいこの景色!1年ぶり!!

去年はこの地点での体調はまだ絶好調で・・・、

この景色の中にいれることが、ひたすら嬉しかったっけな。

どんなにゆっくりしか走れなくても、

人が歩いている上り坂を走り続ければ、そんなに遅れはとらないはず。

去年は歩いた箇所も、頑張って走り続ける。

8時34分 立山駅(昨年比 +7分

Nec_0529

約40km地点。

スタートから4時間34分経過。

去年、ここでトイレに行ったら空いていて快適だったのを思い出し、

行こうかとも思ったが・・・。

タンポンをかえるタイミングとあわせないと、時間がもったいない。

この先の、称名滝エイドまで我慢することにする(シビア)。

立山駅には、できれば8:20には着きたかった。

14分もオーバーしてしまったという思いがありつつも、

とりあえず去年のタイムを上回っていたら、完走はできるはず。

体調がもちなおしてきたら、そのタイミングをはずさずに粘ろう。

りゅうちゃんは、私のペースにあわせて余裕をもった走り方をしているので、

エイドで少しずつでも先行しておく。

すると、紙コップに氷を入れて追いかけてきてくれたり・・・、

去年が一人旅だっただけに、ジーンときてしまう。

さぁ、ここからが本番。頑張るよ!

9時50分 称名滝エイド到着(昨年比 -1分

Nec_0537

約47km地点。

タイム貯金がなくなってしまった。

このエイドでゆっくりしすぎると、命とりになる。

ただし、このエイドでの栄養補給は最優先事項。

去年の経験上、ここで食べ物と飲み物を補給しておかないと、

八郎坂で急激にバテる。

室堂に向かう道も、フラフラする。

なので、時間を惜しみつつも、あずけておいた荷物の中からパワージェルをとりだし、

一気に吸う。

エイドにはおにぎりやパンなども十分に用意されているのだが、

暑さでのどを通らないのだ。

預けておいたペットボトル500mlx1本をリュックにさし、雨具も携行。

スタート時に持っていたハンドライトは、預けなおす。

よし、作業終了!!

着替えているりゅうちゃんを置いて、先に走り出す。

10時8分 八郎坂登り口(昨年比 -1分

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約49km地点。

去年はガスで見えなかった称名滝が、よく見える。

パワージェルが効いて、体も動くようになってきた。

去年は10数人には抜かれたこの区間、順調に歩を進めることができた。

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前日まで通行止めになっていた箇所。

まだ踏み跡も新しく、木を切り落とした跡が。

通らせてもらえて、ほんとよかった。

ここの苦しさを乗り越えてこそ、感動のゴールが待っている。

11時10分 弘法エイド到着(昨年比 +5分

Nec_0551

約51km地点。

去年は時間がなくてパスしたお抹茶。

今年はりゅうちゃんと一緒にいただく。

よく冷えてて、なんて美味しい!!ご馳走様でした。

この後の木道は、

「確か去年もこのぐらいのペースでは走ってたはず」

という記憶をもとに、早歩き&小走り。

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ガスってきて、日差しがさえぎられているのが逆にありがたい。

去年は相当暑かった。

11時53分 弥陀ヶ原のエイド(昨年比 +10分

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約54km地点。

よしっ、ちょっと時間に余裕ができてきた!!

ガス欠もないし、直射日光が当たらない分、体力の消耗がおさえられる。

・・・いける、これならいける!!

走りながら、それぞれのエイドで何を口にしたかをりゅうちゃんに聞く。

きゅうり・トマト・・・。

まだあと3時間近く戦わなければならない。それでは足らぬ。

用意しておいたパワージェルを分け合って食べる。

ウルトラマラソンはたいがいつかれるので、

必要なものはすぐ取り出せるところにしまっておくのがミソ。

現に、右の鎖骨がリュックに擦り切れててかなり痛かったが、

リュックをおろして中に入っている絆創膏を取り出す気力はどうしてもなかった。

しまいこむと、持っていないのと同じことになってしまうのだ。

ガス欠は去年でこりごりだったので、

パワージェルの類は、両脇のポケットに、パンパンに詰め込んでおいたのだ。

これはかなり作戦成功。

13時10分 室堂到着(昨年比 +12分

約62km地点。

感激のあまり、涙を流すりゅうちゃん。

思わずつられ泣き。

よかったね、ほんとによかったね。

ここまでくれば、もう大丈夫!!

でも、エイドでゆっくりしすぎたらあかんよ、

雄山に向かうまでも、混雑してたらペースが落ちるし、

13:20には出発しようね、と決めてからエイドに入る。

おかゆがやっぱり美味しい。

胃腸も疲れているから、消化にいい食べ物がありがたい。

出発は、13:18。

去年より、12分はやい。

去年が制限時間6分前ゴールだったから、

おそらく14:40にはゴールできるだろう、と試算。

実は室堂手前でかなり雲がかかり、

パラパラ雨が降り出していた。

「雷でも鳴って、中止ってことになったらどうしよう・・・」と、不安ばかりが頭をよぎった。

「お願い、もう少しだけ待って。

ここまで曇っててくれて走りやすかったのはすごくありがたかったけど、

できることならこれから先はすっきり晴れてほしい。

景色のよく見える、雄大な雄山にゴールしたい!!」

と、神様にお願いしてみる。

・・・神様は、願いをきいてくださった。

Ca3c0385

雲がとぎれ、青空がのぞきはじめる。

13時53分 一の越関門通過(昨年比 +20分

去年は、前後女の人ばかりだった。

自分と同じペースの人が多くて・・・、

皆でゼーゼー言いながら登っていた記憶。

それが、少しだけ早い時間に通過すると、

その走力をもった集団の中で進めるのだ。

周りを走って(歩いて)いるランナーのスピードが、若干ずつだが、去年とは違う。

一の越では、スタッフの方に記念撮影までしていただけた。

気持ちに余裕をもって通過できるって、なんて素晴らしい。

14時31分 ゴール(昨年比 +23分

終わってみれば、去年より23分ほど早くゴールできていた。

「去年より1分でも早く、景色を楽しむ余裕をもってゴールすること」

を目標にしていたので、目標は一応達成。

でも、それよりなにより、

喜びを分かち合えるのが嬉しかった。

色んな困難を乗り越えて、

天候や縁にも恵まれて。

感謝してもしきれない。

雄山神社で、手を合わせて心の中でたくさんお礼を。

天候にも、運営してくださったスタッフの方々、

「間に合うよ!」とすれ違いながら声をかけてくれた同行の仲間たち、

去年声をかけあい、今年も再会できたランナーの方々。

本当に、ありがとうございました。

去年にも増して、思い出に残る大会になりました。

2011年8月30日 (火)

2011年 立山登山マラニック完走記

2011年8月27日(土)。

立山登山マラニックに参加してきた。

http://www.run0to3003.com/kaisai/page1.html

富山湾から立山頂上まで、

約65km・標高差3003m。

AM4:00スタート、15:00までにゴールすること。

制限時間11時間。

正確なタイムはわからないけど、手元計測では、

10時間54分、完走!!

6分前ゴール、かなりきわどい、

でもいっぱいいっぱい(笑)!!

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Cut2011_0829_2305_36

Cut2011_0829_2305_56

あらかじめ作っておいた予定表と結果の比較↓

Cut2011_0830_0017_06

数少ないウルトラマラソン経験の中で学んだこと。

「前半はできるだけ抑え目に走って、後半にスタミナを残すこと」。

今回も、前半を抑えてさえおけば、

後半でグイグイ調子上げていけるとばかり思っていたのだが・・・、

ひたすら上り坂ばかりのこの大会、

そんな単純でもなかった(笑)。

例年、前半は暑さに苦しめられるらしいこの大会、

今年は前日まで雨だったせいもあり、

スタートから涼しく感じられる。

予定では㌔7分を切れるペースで走れば十分だろうと思っていたら、

なんといつの間にかビリから4番目に!!

全体のペースがやけに速く感じる。

それでもなんとか自分のペースを維持。

が。

10kmすぎたあたりから、大小ともに催す!

やばい、20km地点までトイレがないと思ったら、

余計せっぱつまってきた!!

やっとの思いでトイレ到着。

2つしかないトイレに4~5人並んでいたが、背に腹はかえられない。

おそらく10分くらい待ったような。

立山駅到着が、予定より20分以上遅くて、

「あら?なんでだろ??」と思っていたのだが、

今思えばこのトイレ休憩の分もあったのね。

8:11 立山大橋通過↓

Ca3c0791

色んな人のブログで拝見していたこの景色。

実際に自分の足で立てていることに、感動!

そして、まだまだ元気!

太陽も高くなってきて、8時台になると歩きのはいる人が多くなってきた。

ゆっくりでも走り続けていると、何人かをパス。

後半に備え、できるだけ余力を残した走り方をするよう努める。

立山駅到着が、「ぎりぎりプラン」と称して持っていた予定表より、

20分も遅れていたので少々焦る。

それでもまだまだ後半で挽回できるだろう、とあまり深刻でない。

暑いし食欲もないのだが、おにぎり半分を口に押し込み、

水で流し込む。

立山駅から称名滝へと向かう道は、やたらと暑い。

アスファルトの照り返しが、地獄のよう。

街中ランにも匹敵するかのような暑さ!!

滝手前で、ついに歩きが入る。

すると、段々と雲が多くなってきて、ちょっと楽になってきた。

また走る。

称名滝到着は、9:38予定に対して、9:50ぐらいだったか?

立山駅での20分後れを10分遅れにまで修正できてるのだから、

まだまだいけるだろ、と楽観的。

この時点ではまだ体調も悪くない。

預けておいたレインウエア(上着のみ)を受け取り、

ハンドライトを預けなおす。

着替えも用意していたけど、特に必要性を感じなかったので、パス。

あまり食欲がないので、梨やゼリーをつまんで、

10:00ちょうどに称名滝エイドを出発。

10:09、いざ八郎坂へ!

Ca3c0792

ここでの道中、体調に変化が。

ここまで、距離にして50km、標高1300m程度すすんでいる。

まさかのガス欠・・・。

最初は調子よく上っていたのだが、

途中から、ふらついてきた。

トレイルに入る前に、うっかり、水の補給をするのも忘れてた。

350mlのペットボトルに、半分程度しか残っていない。

ポケットにはキャラメル2個に塩飴少々。

ペースがみるみる落ちていって、何人ものランナーにぬかれはじめる。

しんどすぎて、どうにもならない。

トレイルとは言っても、苔むした岩ゴロゴロの道。

蚊が多くて視界も悪く(雲が多くなってきたせいもある)、

ナーバスになってくる。

おまけに、抜いていく人たちからは

「こんなペースじゃ関門に間に合わないぞ!」としきりに声が聞こえてくる。

・・・えっ!?

ここで、やっと事の深刻さに気付く。

後半ペースあげていくつもりで前半抑えてたのに・・・、

上がらずじまいじゃ関門もかかるって、そりゃ!

八郎坂を抜ける手前に、リュックに水をつめた係の人が。

た、たすかった。

とりあえず水を飲ませていただけますか?

そして、聞いてみる。

「今の時間じゃ、室堂の関門に間に合わないんでしょうか?」

「いや、それはなんとも言えないよ」。

頑張れば間に合うかもしれないし、頑張らないと間に合わない、ってことかな?

やっとの思いでロードに出ると、

また係の人が。

懲りずにもう一度聞く。

「関門、厳しいですかね?」

「いや、大丈夫・・・(時計を見て)、あっ!」

・・・今、「あっ」って言った!?

そうか、これはかなり頑張らないとまずいのね。

気合を入れなおして、気力で走る。

この後、室堂までエイドが2カ所あったはずなのだが、

実はあまり記憶にない。

食べなきゃと思いつつ、食べられない。

しんどすぎて食べられないってこういうことか、と初めて知った。

梨とゼリーを食べた気がする。

思わずエイドの人に、

「リタイアするとしたら、どの地点でしたらいいんですかね?」

と聞いてしまった。

そう、頑張りたい気持ち半分、やめたい気持ち半分なんですよ(笑)!!

すると、なんども抜きつ抜かれつしていた女性が。

「行けるところまで、しっかり行きましょうよ!」と声をかけてくれた。

はっとした。

・・・ほんまやわ、何を弱気な・・・。

ここで粘らなくて、どうする。

出場したくても出場できなかった人もいるんだし、

走りたくても故障などなどで走れなかった人たちの分まで、

しっかり走り切らないと。

室堂までは、心が折れそうなぐらい長い、ぐねぐねのロードが続く。

走っては歩き、歩いては走る。

ガーミンの標高の表示がやたらと正確だったので、

「室堂は60km地点」と思い込む。

事前の案内に「60km地点=室堂(関門・13:30)」と書いてあったもので。

ガーミンの誤差を疑うべきだったのに・・・。

しかも、それらしき建物が見えていたものだから、

「あそこまでは歩こう。そしたら13:10に着けるはず」

と計算した。

が、実際は62~63km地点に室堂はあったのだ・・・。

室堂と信じていた建物は、近づいてみるとただのホテルだった。

まずい、非常にまずい。

「あんな遠くに見えるのに、あと10数分でたどりつけるの!?」

というぐらいまでせっぱつまってきている。

木道でパスした男性が、後ろから追い上げてきた。

「頑張れ、まだ間に合う、いけるぞ!」。

ふらふらしながらついて行く。

建物は随分奥に見えるけど、手前にテントが見えてきた。

係の人が、「走れ~、頑張れ~」と声を出している。

「テントまででいいんですか!?奥の建物じゃなく!?」

「そうですよ、テントまでですよ」。

関門閉鎖まで残り10分切ってしまっているので、

ちょっとした勘違いが命取りになる。

渾身の力をふりしぼって走る。

関門閉鎖8分前に、室堂にすべりこめた。

最後の、山頂へのガレ場へ向かう権利を与えられる。

ここがゴールか!?というぐらい喜んだ(笑)。

13:22、室堂エイドでおかゆにありつく↓

Ca3c0800

おいしすぎる。

2杯おかわりした。

もっとゆっくりしたかったが、時間の余裕が全然ない。

ここを13:20に出てギリギリのつもりだったから、

少しでも早く出発しないと。

ジャムパンを2個にぎりしめ、13:30ちょうどに再スタート。

泣いても笑っても、この長かった旅も、あと1時間半で終わる!!

後悔しないよう、全力で進むぞ!!

13:43 雄山へ向かうランナーたち↓

Ca3c0801

下山中の登山客がどんどん増えてきて、

声援を送ってくれる。

初めての標高3000m級の山、

朝4時から体を酷使していることもあり、

ちょっとした動作でも息がきれる。

ひとつずつ確実に岩をつかみ、

足場に足をかけ、大渋滞の中をすすんでいく。

午後3時前で一般の下山者も多く、

先を急ぐ大会参加者も多いのだ。

山頂まで進む人間が、まるで蟻のように見える。

「まだあんなに先かよ・・・、ほんとにあと数十分でたどりつけるの??

いや、絶対行く!!何が何でも行く!!」。

もう、なりふりかまっていられない。

ゼーゼー息をきらせながら進む。

まわりを見ると、そんな女性ランナーがたくさんいる。

みんな、しんどいんだよね。

やっとの思いで、山頂に到着。

制限時間、6分前。

「あっ、来た!!」の声とともに迎えてくれた仲間の顔に、

安堵した。

ハイタッチをして、ゴール。

雄山神社でお祓い待ちをしているときに初めて周りの景色を見る余裕ができて、

その絶景ぶりに驚いた。

Ca3c0806

景色の美しさと、人の優しさが心にしみる大会だった。

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